オイシックス・ラ・大地、「スシロー」とコラボしたKit Oisix「まぐろコンフィと夏野菜のシチリア風パスタ」を発売

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地が展開する「Oisix」は、6月27日から、FOOD＆LIFE COMPANIESの傘下であるあきんどスシローが展開する回転すし「スシロー」との初コラボレーションとなるミールキット、Kit Oisix「まぐろコンフィと夏野菜のシチリア風パスタ」を発売した。

今回のコラボレーションプロジェクトでは、世界中の海から食材を厳選し、貴重な水産資源である魚を大切に使用し、うまくて安いすしを提供するスシローと、「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、持続可能な食を家庭に届けているOisixがタッグを組むことで、より多くの消費者に「食材を余すことなくおいしく食べる体験」や「これまで知られていなかった食材まるごとの魅力」を楽しんでもらうことを目指している。

Oisixはこれまで「フードロス削減」に注力し、畑や食品加工の現場で未活用となっていた食材を100商品以上アップサイクルして開発・販売してきた。一方スシローは、すしとして扱う“背や腹”の部分とアラや骨などのおいしさの価値は同等であるという日本料理の考え方を創業以来受け継ぎ、ラーメンにアラを活用するなどグループ企業内で食材を使い切るスキームを構築している。

今回、企業の垣根を飛び越え、家庭向けの定期宅配サービスを展開するOisixが、にぎりすしとしての加工が難しいまぐろ部位を商品化することで、厳選された食材の目利き力＆食材を余すことなく使うスシローの精神と、家庭で手軽に食べられるアップサイクル商品の企画力を活用し、両社のフードロス削減の取り組みを加速させていく。

第1弾商品として、スシローが仕入れた「おおばちまぐろ（厳選めばち鮪など）」加工時に発生する「わかれ身（大筋・ちから身を含む）（おおばちまぐろの部位の名称は事業者によって異なる場合がある）」という部位に注目した。「わかれ身」は仕入れたまぐろの約10％を占める部位でありながら、筋が多いなどその食感から、店舗では一部を切り落としや細切れで「細巻」「軍艦」に、また衣をつけて「まぐろカツ」に活用しているものの、にぎりすしにするのが難しい部位となっている。

Oisixではこの「わかれ身」を低温のオイルでじっくり旨みを余さず加熱する「コンフィ」とすることで、Kit Oisixメニューのメイン食材にアップサイクルしている。今後も第2弾商品「まぐろコンフィとたっぷり野菜の和風ビビンバ」を7月に販売するほか、Kit Oisix以外の加工品の開発も進めていく考え。

Kit Oisix「まぐろコンフィと夏野菜のシチリア風パスタ」では、スシローなどのブランドを展開するFOOD＆LIFE COMPANIESでまぐろの仕入れを担当する山上氏が目利きした「おおばちまぐろ（厳選めばち鮪など）」。その中でも「わかれ身」は一部を除きその食感から火入れしないと固くて食べづらく、スシローでも新たな活用方法を検討していた。そんな「わかれ身」を、Oisixが「柔らかなコンフィ」に仕立て、彩りある旬野菜と合わせて、シチリア風パスタのミールキットに仕上げた。にんにく・パセリ・レーズンの味が楽しいサクサクパン粉が味の決め手となっている。コンフィのエキスを旬野菜とパスタにたっぷり吸わせたうま味が溢れる一皿を楽しめる。

Kit Oisix「5種野菜とまぐろの胡麻だれ和風ビビンバ」は、「おおばちまぐろ（厳選めばち鮪など）」の「わかれ身」を柔らかく火入れし、特製のごま味噌だれと卵黄、たっぷりの野菜と合わせて食べる、さっぱりとした和風ビビンバ。味の決め手はお酢を効かせた特製のごま味噌だれとのこと。好相性の西洋わさびと合わせれば、さらに食欲をかきたてる。ビビンバで余った卵の卵白はあおさが香る副菜のスープに活用。海と畑の恵みをとことん余すことなく味わえる食卓が完成する。

［小売価格］
Kit Oisix「まぐろコンフィと夏野菜のシチリア風パスタ」2人前：2159円
Kit Oisix「5種野菜とまぐろの胡麻だれ和風ビビンバ」2人前：2159円
（すべて税込）
［発売日］6月27日から順次

オイシックス・ラ・大地＝https://www.oisixradaichi.co.jp
あきんどスシロー＝https://www.akindo-sushiro.co.jp