大和ハウスリアルティマネジメント、「レストラン サンクシェール」で未利用魚「シイラ」を活用したランチメニューを期間限定で提供

「レストラン サンクシェール」

大和ハウスグループの大和ハウスリアルティマネジメントが経営する「レストラン サンクシェール」(和歌山県和歌山市、モンティグレ ダイワロイネットホテル和歌山内)は、7月22日から9月末まで期間限定で、県内で漁獲された未利用魚「シイラ」を活用したオリジナルメニューを提供する。

同社では、昨年10月から12月まで和歌山県すさみ町でとれた「オキザワラ」を活用したメニューをスープストックトーキョーと共同で提供した。好評を得たことから、今回は未利用魚の地産地消メニュー第2弾として、サンクシェールオリジナルメニューを開発した。

未利用魚を活用したランチメニュー

今回のメニューでは、和歌山県西牟婁郡すさみ町で漁獲される未利用魚である「シイラ」を活用している。日本ではほとんど食卓に出回らない「シイラ」だが、ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ、高級魚として知られている。今回、シイラの淡泊で上品な味わいを活かし、自家製のタルタルソースを合わせたフライと、夏野菜を加えたトマトソースを添えたピカタをランチメニューとして提供する。

「レストラン サンクシェール」では、フードロス削減と漁師の収入向上を目指すため、今後も和歌山県産の未利用魚を活用したメニューを継続的に提供していく考え。

漁業を基幹産業の一つとするすさみ町では、漁師の高齢化などによって、地域の伝統漁法「ケンケン漁」(「ケンケン漁」とは、船の上から疑似魚を利用して魚を釣り上げる漁法のこと)の継承や漁獲量の減少が課題となっている。また、市場価値が高いカツオやマグロに混ざって漁獲される地魚の中には、「小さい」「大きい」「扱いが難しい」「採算が合わない」などの理由で市場価値が低いため、調理可能にも関わらず廃棄される魚もある。そのような中、フードロス削減と漁師の収入向上を目指すため、同レストランはすさみ町産の未利用魚を仕入れている。食卓に出回らない未利用魚を活用したランチメニューを提供することで、地産地消の取り組みを進めていく考え。

和歌山県すさみ町産の新鮮な「シイラ」。「和歌山県すさみ町産シイラのフライとピカタ」では、外はさっくり、中はしっとりとしたフライにし、自家製のタルタルソースを合わせた。ピカタは粉チーズとパセリを合わせた溶き卵にくぐらせ、じっくりと焼き上げた。夏野菜を加えたトマトソースで、あっさりとした味わいと酸味が楽しめる一皿に仕上げている。

[小売価格]1500円(税込)
[発売日]7月22日(月)

大和ハウスリアルティマネジメント=https://www.dh-realty.co.jp


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