- Drink&Food2024/08/16 17:21
Far Yeast Brewing、富士河口湖町のラベンダーの花穂を活用したアップサイクルビール「Far Yeast Lakeside Lavender」を限定発売
Far Yeast Brewingは、山梨の事業者・生産者と共創し、ビールを通じて地域との共生を目指すプロジェクト「Brewed with YAMANASHI」から、富士の麓・富士河口湖町の観光資源であるラベンダーの花穂を活用したアップサイクルビール「Far Yeast Lakeside Lavender(ファーイースト レイクサイドラベンダー)」を、8月20日から限定発売する。
日本一の名峰・富士山の麓である山梨県富士河口湖町。河口湖畔の八木崎公園と大石公園では、毎年公園内のラベンダーが咲き誇る6月下旬から7月中旬にかけて「河口湖ハーブフェスティバル」が開催される。期間中、多くの見物客の目を楽しませてくれるこれらのラベンダーは、フェスティバル終了後次年度に向けた株の育成・保全のために花穂をすべて刈り取る必要がある。刈り取られた行き場のない花穂を、近年では地元企業が富士河口湖町から譲り受け、製品に活用してアップサイクルする取り組みが増えているという。
今年の3月、同社の全社活動“オフサイト”で視察に伺ったアミューズの本社「AMUSE VILLAGE(アミューズ ヴィレッジ)」で合同ワークショップを行った際に同社はこの取り組みを知り、ビールとしてアップサイクルすることはできないか、と考えたところからこのプロジェクトはスタートした。アミューズで山梨の地域資産を活用したライフカルチャー事業を展開するLife Lab.事業開発プロジェクトメンバーの人から富士河口湖町役場・観光課を紹介してもらい、町が管理する八木崎公園のラベンダーを譲り受けることになった。
7月中旬のフェスティバル終了後、同社スタッフとアミューズのLife Lab.事業開発プロジェクトメンバーで八木崎公園のラベンダーの穂狩りを行い、源流醸造所でドライフラワー加工してから香気成分を抽出し、ビールに利活用することで新たな“Brewed with YAMANASHI”プロダクトが誕生した。
ベースビールはへーフェ・ヴァイツェン。小麦麦芽を全体の半分以上使用することによるクリーミーで豊満なマウスフィールとヴァイツェン酵母由来のスパイシーかつフルーティーなフレーバーが特徴となっている。“白ビール”ともいわれ、苦味が少なく非常に飲みやすいスタイルとなっている。ラベンダーのフラワリーさやハーブ特有の清涼感のあるフレーバーがうまくマッチすると考えこのスタイルを選んだ。穂狩りしたラベンダーは、茎や葉からの渋みを抑えるため穂と花を分け、花の部分だけを利用し、その香りを余すことなく抽出するためそのままビールに浸漬した。芳香の強いラベンダー香一辺倒にならないよう投入量を慎重に定めて控えめなレベルにしながらも、ラベンダー畑の香りをそのまま楽しめるよう、ビール全体のバランスが取れるよう工夫している。
酵母が醸し出すフルーティーかつスパイシーなフレーバーと小麦のなめらかな口当たりに、ふんわり優しくラベンダーが薫る軽やかな味わいを楽しんでほしい考え。
「Far Yeast Lakeside Lavender」は8月20日12時からFar Yeast Brewing 公式Web Storeで数量限定で販売開始、全国のビアバー、飲食店、酒販店へ向けては8月21日から、公式Web Storeでの購入分は8月23日から順次出荷を開始する。
“Brewed with YAMANASHI”では、今後も県内の生産者や事業者と連携し、さまざ まな産物を使用したビールを届けることで、地元山梨を盛り上げていく考え。
[小売価格]オープン価格
[発売日]8月20日(火)
Far Yeast Brewing=https://faryeast.com
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