明治、酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory」で全国の酪農家をつなぐ乳業メーカーのウェブサイト「MDA コミュニティ」を開設

明治は、サステナブルな酪農経営への貢献を目指した明治独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory（以下、MDA）」における取り組みとして、全国の酪農家をつなぐ乳業メーカーとして初めてのウェブサイト「Meiji Dairy Advisory COMMUNITY（以下、MDA コミュニティ）」を9月1日から開設する。

同社の「MDA」は、農場経営における人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して、酪農に関わる人の成長を支援し、サステナブルな酪農経営に貢献する取り組みとなっている。国内の酪農業は、サステナブルな生乳生産が求められる一方で、労働力確保や人材育成などのマネジメントにも苦慮している。2018年に活動を開始した「MDA」では、2022年から同社と酪農家とのパートナーシップの強化や、酪農経営における好事例の共有による生産性向上、酪農家同士のコミュニケーションの場の創出のため「MDAミーティング」を実施している。3回目の実施となった2月には、全国7会場をオンラインでつなぎ、「酪農場における人材の定着」と「アニマルウェルフェアの実現」の2つをテーマに、各酪農家が抱える悩みや成功・失敗体験の共有など、活発な意見交換が展開された。そのような活動を行う中で、酪農家の人々から「他の牧場を知ることができるいい時間だった」「全国規模で現地の声が聞けるのはよかった」といった声が寄せられたという。これらの声をふまえ、サステナブルな酪農経営の実現を目指している酪農家が交流できる場が、もっと手軽に作れないかという考えの元、「MDA コミュニティ」を開設することとした。

「MDA コミュニティ」は酪農家専用のウェブサイトとなり、酪農家同士の交流はもとより、相互に情報提供することによる悩みの解消や、今まで接点のなかった酪農家同士のつながりを創出することで新たな関係の構築ができるコミュニティとのこと。難しい話だけではなく、日々のちょっとした出来事なども語り合える、そんなアットホームなコミュニティを目指している。ウェブサイト内では、誰でも投稿ができる“カタリバ”や、「MDA」の実際の活動を紹介する“MDA活動記録”など、さまざまなメニューを展開していく。

これからも同社は、大事な栄養源である牛乳・乳製品を安全・安心で安定的に提供し続けるために、全国の酪農家への経営支援活動に取り組むとともに、酪農家同士をつなぐ新たなコミュニティの場を提供することで、サステナブルな酪農経営の実現に取り組んでいく考え。

［開設日］9月1日（日）

明治＝https://www.meiji.co.jp