- Drink&Food2024/09/06 19:37
ファミリーマート、辛旨スープや豚汁などファミマルKITCHENのスープの容器本体を紙製に変更
ファミリーマートは、気温の低下とともに販売が伸長し、例年12月に販売ピークを迎えるファミマルKITCHENのスープの容器本体を、9月10日から順次、全国のファミリーマート約1万5900店で紙製に変更する(沖縄県除く)。
ファミマのエコパケ第27弾となる今回の取り組みでは、年間約170トンのプラスチック削減効果が見込まれる(2023年度対比)。
なお、今回の取り組みは、ファミリーマートが継続して取り組む5つのキーワードのうち「食の安全・安心、地球にもやさしい」の取り組みの1つになる。
プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」のスープは、主食に彩りを添える味噌汁やコンソメスープなど「汁を楽しむ」タイプの商品から、つくねや餃子、ショートパスタ、雑穀など、ボリューム感があり主食としても楽しめる「具を楽しむ」タイプの商品まで、さまざまな商品をラインアップしている。商品アイテム数は約7種類となっている。
温めて食べてもらうことで、より美味しさが増すことから、気温の低下とともに販売が伸長し、例年12月に販売のピークを迎える。とくに女性の消費者に人気の高いカテゴリとなっている。
本格的に販売が伸長する前にスープの容器本体を順次、紙製容器に変更することで、プラスチックの削減効果を高めていく考え。
スープの容器は、商品特性や消費者の購買シーンに合わせて2種類のサイズを用意。味噌汁やコンソメスープなどのように、主食にプラス一品して汁を楽しむ商品には小さめの容器を、具だくさんで主食として食べてもらえる、具を楽しむ商品には大きめの容器で提供する。汁を楽しむ小さめの商品は、おむすびやお弁当、パン、パスタなどと一緒に購入してもらい、具を楽しむ大きめの商品は、ファミチキやデザート、サラダなどと一緒に食べてもらえればと思っているという。なお、ファミリーマートのスープの人気ベスト3は、1位「根菜入りつくねの和風スープ」、2位「もちもち餃子と春雨の中華スープ」、3位「だしの香り広がる豚汁」(2023年8月~2024年7月までの1年間)とのこと。さまざまなタイプのスープを、ぜひ賞味してほしいという。
ファミリーマートでは、オリジナル商品の容器や包材において、軽量化や紙などの代替素材への切り替え、環境負荷の少ない素材(植物を原料にしたバイオマスプラスチックなど)の使用などの取り組みを、「ファミマのエコパケ」と称して積極的に推進している。2020年から数えて今回は第27弾となる。スープの容器本体を紙製に変更することで、年間約170トンのプラスチック削減効果が見込まれる(2023年度対比)。
新製品の「もち麦入り 豆腐とねぎの辛旨スープごはん」は、かきたま入りの辛旨スープにもち麦とごはんを入れたスープごはん。辛旨そぼろ、豆腐、ねぎ、にらが入っている。にんにくや赤唐辛子の刺激と、豚肉や鶏ガラスープの旨みが楽しめる。
「肉と野菜の旨み広がる!豚汁」は、複数の味噌をブレンドし、豚肉や野菜の旨みを加えた、コク深い味わいが楽しめる豚汁。具材の大根、人参、玉ねぎ、ごぼうはだしで炒め煮し、具材からも旨みや甘みが感じられる豚汁に仕上げた。
[小売価格]
もち麦入り 豆腐とねぎの辛旨スープごはん:450円
肉と野菜の旨み広がる!豚汁:398円
(すべて税込)
[発売日]
もち麦入り 豆腐とねぎの辛旨スープごはん:9月10日(火)
肉と野菜の旨み広がる!豚汁:9月17日(火)
ファミリーマート=https://www.family.co.jp