- Drink&Food2024/10/03 16:17
小川珈琲、世界チャンピオンの抽出理論に基づいたトルココーヒーの抽出器具「Specialty Turkish Coffee」を発売
小川珈琲は、ワールド ジェズベ/イブリック チャンピオンのトゥルガイ・ユルドゥズラ氏(以下、トゥルガイ氏)が立ち上げたコーヒー器具ブランド「Specialty Turkish Coffee(以下、STC)」の日本代理店として、10月1日から日本国内での販売を開始している。
トルココーヒーとは、イブリック(ジェズベ)と呼ばれる小さな金属製のポットで、細かく挽いたコーヒー豆を煮出した飲み物。16世紀中頃、イスタンブールを中心にヨーロッパや中東などに拡大(The UNESCO Courier参照)し、2013年にはトルコの文化形成に重要な役割をもたらしたコーヒーとしてユネスコの無形文化遺産(The UNESCO Courier参照)に登録され、注目を集めた。
STCはトルココーヒーの抽出や味わいを競う世界大会「ワールド ジェズベ/イブリック チャンピオンシップ」において2013年に優勝したトゥルガイ氏の抽出理論に基づき作りあげた抽出器具。スペシャルティコーヒー、水、器具を用いて、“煮出す”ことで、他の抽出器具では表現できない優れた味わいを実現可能にした。トルココーヒーの伝統や情緒は残しつつ、STCならではの抽出メソッドで、スペシャルティコーヒーの個性豊かな味わいとトルココーヒーの世界観を体験することができる。
多様なコーヒー体験が求められる今、小川珈琲が「本物」の味わいとコーヒー文化を未来に繋ぐためSTCという新たなコーヒー体験を届ける。
「STC Pro1-silver plated」は、手打ちされた厚さ1.5mmの銅製のイブリック(ジェズベ)。耐久力に優れ、抽出時の熱を思い通りにコントロールできる。トルココーヒーの一般的なカップサイズに対応しており、右手でも左手でも注げるようポットの両側に注ぎ口がある。
「STC Funnel-copper」は、美しさと機能性を兼ね備えた銅製のファンネル。コーヒーの粉を素早くきれいに、イブリック(ジェズベ)に⼊れることができる。トルコの職人によって一つひとつ手作業で作られている。
「STC Paddle-olive wood」は、抽出時に撹拌するためのオリーブウッド製のパドル。コーヒーの粉を均等に分散させ、より均一な抽出を可能にする。持続可能な方法で管理されたオリーブ園から採取される木材を使用しており、美しい色合いと木目は、年月を重ねるごとに色濃く艶やかになっていく。
「STC Stand X-single」は、ステンレススチール製でシンプルかつ頑丈、コンパクトで持ち運びしやすいスタンド。一般的なドリッパーとの互換性もあり、ドリップスタンドとしても使用可能となっている。
「STC Stand X-double」は、イブリックを同時に2台抽出できるステンレススチール製のスタンド。STC | Stand X ‒ single同様、一般的なドリッパーとの互換性もあり、ドリップスタンドとしても使用可能となっている。
[小売価格]
STC Pro1-silver plated:2万2000円
STC Funnel-copper:1万2000円
STC Paddle-olive wood:5500円
STC Stand X-single:1万8000円
STC Stand X-double:4万2000円
(すべて税別)
[発売日]10月1日(火)
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