Far Yeast Brewing、摘房されたワイン用ぶどうを活用したクラフトビール「Far Yeast Grapevine 2024」を限定発売

「Far Yeast Grapevine 2024」

Far Yeast Brewingは、シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)のぶどう栽培を行う農地所有適格法人であるメルシャンヴィティコール勝沼との協業によって、摘房されたワイン用ぶどうを活用した「Far Yeast Grapevine 2024(ファーイースト グレープバイン2024)」を、10月22日から限定発売する。

ワイン用のぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、栽培の過程で房を間引く「摘房」という作業が行われ、摘房されたぶどうは土へと還されやがて肥料となる。同社では、日本ワインの一大産地である山梨県勝沼地区にあるメルシャン ヴィティコール勝沼とタッグを組み、摘房されワイン造りに使用されなかったぶどうを活用してクラフトビールにアップサイクルする取り組みを2021年から始めた。今年で4年目となる。

摘房された果実は糖度が低く、ワイン醸造には適しませんが、ビールにするには十分な糖度がある。これらを活かし、香り豊かなビールへの再生を実現している。

「Far Yeast Grapevine」は、地域と共創して、ビールとともに山梨の魅力を全国に発信する「Brewed with YAMANASHI」から、山梨のぶどうを使った限定商品として、毎年ビアス タイルを変えて発売している。今年は山梨で新たに挑戦している赤ワイン品種「シラー」と「マスカット・ベーリーA」の2種類のぶどうを使用した。8月下旬、同社スタッフも山梨市の「シャトー・メルシャン 鴨居寺ヴィンヤード」のぶどう畑に赴き、摘房作業を実施。買い受けた約540kgの摘房果実を使用し、3000Lの製品を醸造した。

「Far Yeast Grapevine 2024」は、ぶどう本来のキャラクターを活かすために、ビアスタイルはシンプルな味わいのセゾンを採用。「シラー」にある黒胡椒のようなニュアンスと、セゾン酵母の特徴の1つであるスパイシーな香りを合わせた。また、赤ワインの製造工程で発酵中のワインにぶどうの果皮を漬け込む「マセレーション」という製造手法に着目。発酵中のビールに「シラー」「マスカット・ベーリーA」の果皮を浸漬し、ぶどうが持つ風味を最大限抽出した。さらにブレタノマイセス酵母を少量添加して発酵させることで、チェリーやプラムのニュアンスのある、やや個性的なフルーティな香りをプラス。セゾンならではのすっきりした飲み口ながら、スパイシー・フルーティな香りをまとった複雑な味わいが楽しめる。「Far Yeast Grapevine 2024」は10月22日12時からFar Yeast Brewing公式Web Storeで数量限定で販売開始、公式Web Storeでの購入分は10月25日、全国のビアバー、飲食店、酒販店への出荷は10月23日から順次開始する。フルーツ王国山梨に位置する同社では、食品ロスへの取り組みとともに、ぶどうビールの決定的な美味しさの確立を目指し、今後もメルシャンヴィティコール勝沼との協業のもと、秋のシーズナル商品として同作の醸造を重ねていくとしている。

[小売価格]オープン価格
[発売日]10月22日(火)

Far Yeast Brewing=https://faryeast.com


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