- Drink&Food2024/11/26 13:41
日本ハム、4種類の代替たんぱく質に関する全国意識調査、ラントベースフード・細胞性食品(培養肉)の認知率は4割弱
日本ハムは、11月29日の「いい肉の日」に合わせて、4種類の代替たんぱく質(プラントベースフード(主に大豆、小麦など植物由来原料を使った食品のこと。肉や魚の食感や味を再現したものとして、代替肉(大豆ミートを含む)、代替シーフード、オーツ麦から精製されたオーツミルクなどがある)、麹(こうじ)(たんぱく質や食物繊維などを豊富に含むものがあり、温度などが調整された環境で生産されるため、安定的な生産が可能といわれている)、藻類(そうるい)(CO2を吸収して生育するため、カーボンニュートラルに向けた取り組みにつながる。たんぱく質や食物繊維などを豊富に含むものがあり、食品としての活用が検討されている)、細胞性食品(培養肉)(ウシなどの動物から取り出した少量の細胞を人工的に培養して、従来の肉と同様のものを生産しようとするもの))に関する全国意識調査を実施した。ニッポンハムグループでは、将来のたんぱく質供給不足問題に備え、代替たんぱく質に対するニーズを把握し、持続可能なたんぱく質の安定調達・供給に向けて取り組んでいる。
調査結果、プラントベースフード、細胞性食品(培養肉)の認知率は4割弱となっていた。
アンケート回答者に代替たんぱく質の特徴(「たんぱく質不足問題に貢献できる」「環境問題に貢献できる」「アニマルウェルフェア(動物福祉)である」)を伝えずにプラントベースフードのイメージを聞いたところ、通常の肉や魚に比べて「価格が高い」「美味しくない」というイメージがあることがわかった。
一方、代替たんぱく質の特徴をアンケート回答者に伝えた場合、「たんぱく質不足問題に貢献できる」という点が「食べたい理由になる」「やや食べたい理由になる」と答えた人は、約70%に上った。
プラントベースフードと細胞性食品(培養肉)に期待する点について、「たんぱく質量が豊富」「地球環境へ配慮されている」が上位に入った。麹と藻類は「栄養価が高い」「美味しい」という点で期待度が高いこともわかった。
[調査概要]
調査方法:同社お客様志向推進部によるインターネット調査
有効回答数(n):全国20歳以上の男女6382名
実施期間:9月27日~10月1日