UCC上島珈琲、フランス・レユニオン島との共同研究開発によって再生した幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」の予約受付を開始

「ブルボンポワントゥ」

UCC上島珈琲(以下、UCC)は、フランス共和国レユニオン海外県との共同研究開発によって再生した、幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」を、今年も日本で数量限定独占販売するにあたり、12月3日から予約受付を開始する。

UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしている。

UCCは1981年から続けている直営農園経営で培ってきた農事技術を活かし、農事調査や農事支援活動を行う専門部隊「農事調査室」が中心となり、世界のコーヒー生産地において高品質で希少価値が高いコーヒーの発掘、再生、また、生産地と協働しながら持続可能なコーヒー産業の発展に取り組み、収穫したコーヒーを消費者まへ届けている。その活動の一つが、インド洋に浮かぶフランス・レユニオン島で1942年の輸出記録を最後に途絶えたことから“幻のコーヒー”と呼ばれた「ブルボンポワントゥ」の再生。

「ブルボンポワントゥ」は、18世紀にフランス・ブルボン島(現レユニオン島)で発見され、その類稀な香りの高さと甘みのある風味から、フランスの文豪・バルザックや国王のルイ15世までも魅了したといわれている。UCCは、栽培の難しさや、度重なる自然災害によって、生産が途絶えていたこの幻のコーヒーの存在を知り復活させるため、レユニオン県庁や現地の研究機関と共同で再生プロジェクトを組み、7年にわたる調査・研究の結果、本格的な再生に成功した。そして2007年に日本市場での独占販売を実現して以来、数量限定で販売している。今年もレユニオン島から届いた「ブルボンポワントゥ」を消費者に届けられることになり、12月3日に予約受付を開始した。

レユニオン島は、起伏に富んだ圏谷や絶壁の自然美と、絶滅に瀕する希少種を育むほどの生物多様性から世界遺産に指定されている。外周およそ250km、車なら1日で1周できるほどの小さな島に2つの火山があり、49もの多様な土壌と微細な気候変化(マイクロクライメット)をもたらしている。レユニオン島の「ブルボンポワントゥ」は、毎年のように病虫害やサイクロン被害の影響を受けることもあり、生産量は限られているが、現地では生産者組合を組織し、生産者自身が自立してコーヒーを栽培していくことで、コーヒー生産はレユニオン島の新たな重要産業となり、現在では、島の特産品としても広く認知されている。このように、生産地と消費地の連携した取り組みを通して地域のコーヒー産業を盛り上げ、生産物の品質を向上させながら持続可能な事業として継続していくことは、双方にとって価値ある活動となる。

UCC は、今後も、コーヒーを通じた価値創造に挑戦し、「ブルボンポワントゥ」をはじめ、世界の高品質なコーヒーを発掘、生産地とともに育成し、多くのコーヒーファンに届けていく考え。

「ブルボンポワントゥ」は小粒で硬いため、均一に熱を入れることが難しい、焙煎士泣かせの豆。「ブルボンポワントゥ」本来の味わいである、“明るい酸味”と“ジューシーな甘さ”を最大限に引き出すため、豆の特長に合わせて焙煎し、すっきりクリーンに仕上げている。また、焙煎したて(焙煎して24時間以内に充填した状態)の香りを閉じ込める容器を採用し“香り鮮度”にこだわることで、開封時に立ち上がる鮮度感あふれる香りを実現している。

高級感のある濃紺をベースカラーにした、シンプルでスタイリッシュな化粧箱入りとのこと。今年の締めくくりに、「ブルボンポワントゥ」で至福の一杯を、また特別な人へ贈ってみては。

[小売価格]1万9980円(税込)
[発売日]12月6日(金)

UCC上島珈琲=https://www.ucc.co.jp


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