- Drink&Food2024/12/13 17:48
ホットペッパーグルメ外食総研、今年度の忘年会・新年会の動向調査、増加派が減少派を上回り堅調に回復の見込み
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、今年度(2024年12月~2025年1月)の忘年会・新年会(以下、忘・新年会)についての消費者アンケートを実施した。その結果、増加派が減少派を上回り、堅調に回復の見込みであることがわかった。また、予算は1回当たり平均4896円で、3年連続で過去最高額と予測している。
今年度(2024年12月~2025年1月)の忘・新年会の参加回数の見込みは「昨年度より大きく増えそう」「昨年度よりやや増えそう」の“増加派”が計12.7%、「昨年度より大きく減りそう」「昨年度よりやや減りそう」の“減少派”が計3.2%で、増加派が減少派を上回った。増加派は前年比では減少しているが、今年度もコロナ禍からの回復傾向は続く見込み。
昨年度(2023年12月~2024年1月)の忘・新年会の平均参加回数(0回を含む平均)は、忘年会0.59回(前年度0.46回)、新年会0.31回(前年度0.26回)だった。
今年度の忘・新年会1回当たりの予算は、「5000円~6000円未満」(36.5%)が最も多く、過去年度で実際に使った金額(参加費)の同価格帯では2番目に高い割合となっている。
今年度の平均想定予算は4896円(前年比+211円)で過去最高額。前年度の実際の参加費(平均5090円)も2012年度の調査開始以来の最高額で初の5000円台となった。
今年度参加する機会がありそうな忘・新年会の相手は、「会社・仕事関係」(32.7%)の割合が最も高く、次いで「友人・知人関係」(24.5%)。男性30~50代で「会社・仕事関係」の参加予定割合は4割を超え、他の性年代に比べ顕著に高い。
[調査概要]
調査名:外食市場調査(2024年10月度)
調査方法:インターネットによる調査
首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施した調査(外食マーケット基礎調査)の中で、昨シーズンの忘・新年会についての実績や、今シーズンの意向などを聴取。2012年~2023年(それぞれ10月)に続き、13回目の調査
調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(マクロミルの登録モニター)
[本調査]
調査期間:11月1日(金)~11月12日(火)
配信数:1万115件
回収数:7727件(回収率76.4%)
有効回答数:7642件(首都圏3898件、関西圏1992件、東海圏1752件)
ホットペッパーグルメ外食総研=https://www.hotpepper.jp/ggs/