- Drink&Food2025/01/15 11:22
キユーピー醸造、大さじ1杯で90億個の酢酸菌(さくさんきん)GK-1が取れる機能性表示食品「免疫ケア にごり酢」を発売
キユーピーのグループ会社であるキユーピー醸造は、健康な人の免疫機能の維持に役立つ酢酸菌GK-1(G.hansenii GK-1)を含む機能性表示食品「免疫ケア にごり酢」を1月14日から発売した。
昨年11月に消費者庁に届出を受理された「免疫ケア にごり酢」は酢酸菌GK-1(G.hansenii GK-1)を配合した機能性表示食品の醸造酢。酢酸菌GK-1は、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されている。
キユーピー醸造は、独自の発酵技術を使った機能性表示食品として、「免疫ケア にごり酢」を通信販売で展開する。
キユーピーはマヨネーズの主原料の一つである「食酢」を、グループ会社のキユーピー醸造で製造していることから、長年酢酸菌そのものの研究にも取り組んできた。酢酸菌は、お酢を作るときに欠かせない発酵菌で、アルコールからお酢の成分である酢酸を作る菌の総称。「にごり酢」は、この酢酸菌が含まれているお酢となっている(通常のお酢は、製造工程でろ過することによって、酢酸菌が取り除かれる)。
今から13年前、酢酸菌にお酢を作る以外にも健康維持に寄与する大きな可能性があることを突き止めた。キユーピーの社内公募制度「Try!Kewpie」(現在は「Kewpie Startup Program」に名称変更)の第1号テーマに採択され、2016年に飲む人のための「よいとき(飲む人のための「よいとき」:酢酸菌酵素を配合したサプリメント)」(現在は「よいとき One」にリニューアル)、2023年には健康な人の免疫機能の維持に役立つとともに、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する酢酸菌GK-1を含む機能性表示食品「ディアレプラス」を発売した。
提供価値のさらなる向上を図るためアンケートやヒアリングを実施したところ、サプリメントだけでなく、日々の食事からも手軽に酢酸菌を取れる商品に高い需要があることを確認した。そこで、研究を重ね、醸造酢として「免疫ケア にごり酢」の発売に至った。
「免疫ケア にごり酢」は、豆乳や牛乳で割るとトロトロして滑らかな口当たりとなり、炭酸で割るとすっきりとした味わいを楽しめるなど、朝昼晩どのようなシーンにもよく合う。また、一般的なお酢の代わりとして、料理にも幅広く利用できる。
[小売価格]1620円(税込)
[発売日]1月14日(火)
キユーピー=https://www.kewpie.co.jp