- Drink&Food2025/01/20 10:57
井筒まい泉、まい泉オリジナルブランド豚「甘い誘惑」を使用した「甘い誘惑ハムかつサンド」を発売
井筒まい泉は、サンドイッチシリーズの約4年ぶりの新商品として、まい泉オリジナルブランド豚「甘い誘惑」を使用した初のハムかつサンド「甘い誘惑ハムかつサンド」を、1月29日から発売する。1月15日に「とんかつ まい泉」青山本店レストラン 西洋館で行われた新商品発表会では、新商品「甘い誘惑ハムかつサンド」の概要や特長、プロモーションについて説明した。
「当社は、1965年に創業し今年で60周年を迎える。『とんかつ まい泉』事業においては、全国デパ地下、エキナカに63店舗の直営販売店を展開する他、国内レストランが12店舗、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアといった東南アジアに海外レストラン17店舗を出店している。その他、卸事業、ケータリング事業、EC販売を手がける」と、井筒まい泉 社長の國弘克英氏が同社の事業について紹介する。「『とんかつ まい泉』では、豚肉、パン粉と揚げ油、ソースにこだわっている。豚肉は、世界中から取り寄せた豚肉を日々チェックして、合格した豚肉のみを使用。筋を引き、叩いて肉の繊維をほぐす。手間隙のかかる作業だが手抜きは一切しない。1本の筋の切り損ないが揚げた時の肉の形を崩し、また食べてもらう際の食感を変えてしまうから」と力説する。
「パン粉は、指定レシピで焼いたパンから作ったまい泉オリジナルの生パン粉を使用している。そして揚げ油もまい泉の特注品。加熱時間を調節しながら、丁寧に揚げていく。艶があり、カラッと、そしてふわっと花が咲くような衣の広がり、これをまい泉では『剣立ち』と呼び、まい泉のとんかつの自慢となっている」と、同社オリジナルとのこと。「まい泉では現在、甘口・辛口・サンド用・黒豚用の4種類のソースを製造している。基本的なレシピは創業当時のまま、新鮮な野菜や果物を材料に、創業者のこだわりを受け継いだ熟練の職人が丁寧に味を確認しながら調合している」と、豚肉、パン粉と揚げ油、ソースにこだわりぬいた商品を提供しているのだと解説する。
「そして今回、ヒレかつサンドのパン耳を混ぜた飼料で育った希少な豚『甘い誘惑』を使用した新商品を展開する」と、希少な豚を使った商品を上市すると意気込む。「『甘い誘惑』は、一元豚と呼ばれる中ヨークシャー種で、育成期間は240日と他品種の豚に比べて長い」と、手間がかかる品種で生産コストは良くないと説明する。「しかし、やわらかな肉質と甘くとろける脂身、コクのある旨みが特徴となっている」と、その味わいは抜群なのだとか。「『甘い誘惑』を使った商品は、レストランでかつ膳として提供する他、生姜焼きとしても提供している。また、豚汁やポークジンジャーといった加工品を直営販売店などで販売している」と、「甘い誘惑」を使った商品は多彩なラインアップで展開しているとのこと。
「新商品では、『甘い誘惑 ハムかつサンド』として1月29日から販売する」と、ちょっと贅沢なハムかつサンドとして展開すると語気を強める。「サンドシリーズでは、『ヒレかつサンド』を430円(税別)で展開しているが、『甘い誘惑 ハムかつサンド』は440円(税別)と、ちょっと贅沢な商品として販売する」と、ブランド豚の商品である点を前面に打ち出して展開すると力説する。
「『甘い誘惑 ハムかつサンド』は、社内アンケートで商品化を望む声が大きかったことから、今回、満を持して展開することになった。生産量が限られる希少な豚肉であるため、いろんな部位を使って作るハムにすることで、多くの消費者に提供することができると考え開発に着手した」と、「甘い誘惑」のおいしさを届けたいという想いから「甘い誘惑 ハムかつサンド」が誕生したのだと語っていた。
そして 同 開発担当の三谷貢一氏が、「甘い誘惑 ハムかつサンド」の開発ストーリーについて語ってくれた。「ハムは食肉加工食品の購入率において83.6%と非常に高く、好きなカツ料理では、とんかつ、チキンカツ、メンチカツに次いで高い人気を誇る」と、ハムの人気は根強いのだと解説する。「『甘い誘惑 ハムかつサンド』のハムは、『甘い誘惑』のおいしさを十分に引き出しつつ、ハムかつサンドとして食べるのに最適な味を目指し、豚肉の配合や風味を細かく調整した」とのこと。
「厚さはハムかつの理想とされる7mmではなく、粗めに砕いた肉を加え、9mmの厚さにすることで、理想的な食感にたどり着くことができた」と、既成概念にとらわれないハムかつに仕上がったと胸を張る。「ソースについては、加熱ソースではなく、非加熱で製造したドレッシングのようなさっぱりとした生ソースを使用している」と、「甘い誘惑 ハムかつサンド」オリジナルのソースなのだと教えてくれた。「パン粉についても専用のパン粉を使用。パンとソースがバランスよく絡み合う食感を作り上げた」と、同社のこだわりが詰まった商品になっていると訴えた。
「『甘い誘惑 ハムかつサンド』は、多様なライフスタイルに合わせた利用シーンを実現するために、社内の強い要望と消費者ニーズに応える形で誕生した。このため、朝食やランチの新定番、おやつや軽食、お土産や差し入れなど多彩なシーンで楽しめる逸品となっている」と、老若男女様々な消費者に味わってもらえる商品になっていると國弘氏は語る。「全国の直営販売店の他、提携スーパー、レストラン、宅配サービスなど様々なチャネルを通じて消費者に届ける」と、多くの人々に手に取って味わってもらえるようにしたいとアピールした。
[小売価格]476円(税込)
[発売日]1月29日(水)
井筒まい泉=https://mai-sen.com