- Drink&Food2025/03/13 21:22
昭和産業、4月1日納品分から家庭用油脂製品および業務用油脂製品を値上げ
昭和産業は、4月1日納品分から、家庭用油脂製品および業務用油脂製品を値上げする。
世界的に旺盛な油脂需要に下支えされた食用油主要原料相場(大豆・菜種他)の高止まり、不安定な為替相場、カナダ産菜種油分低下に伴う歩留悪化など、油脂原料コストは大きく上昇している。
加えて、包装資材費やユーティリティコスト、さらには物流経費や外注人件費などの諸経費と、製品を製造し消費者へ届けるためにかかる、様々な費用の上昇が続いており、食用油を取り巻くコスト環境は非常に厳しい状況となっている。
同社といたしましても最大限の経営努力によって上昇するコスト抑制に努めているが、現行の価格水準ではコスト高の影響を吸収することは極めて困難な状況となっており、今後も安定して高品質な製品を提供するために、製品価格の改定を実施する。
対象商品および改定内容は、家庭用食用油が20%以上の価格引き上げ、業務用食用油、ミニローリー、加工用バラが20%以上の価格引き上げとなる。
[改定日]4月1日(火)納品分から