キリンビバレッジ、「キリン 生茶」のパッケージと中味、「キリン 生茶 ほうじ煎茶」のパッケージをリニューアル

左から:「キリン 生茶 ほうじ煎茶」をPRする出口夏希さん、「キリン 生茶」をPRする鈴木亮平さん

キリンビバレッジは、4月15日から「キリン 生茶」のパッケージと中味、「キリン 生茶 ほうじ煎茶」のパッケージをリニューアルし、発売する。昨年4月に容器、パッケージ、中味を大刷新した生茶ブランドは、おいしさと生活に寄り添うデザインが多くの消費者から好評を得て、18年ぶりに3000万ケースの売上を突破(2024年12月31日時点 生茶ブランド計 同社出荷数量に基づく)。今回、好評得た背景に加え、新たなブランド方針を発表する「大ヒット御礼発表会」を開催した。発表会には、新CMにも出演する鈴木亮平さん、出口夏希さんが登場し、生茶を選んでいる人たち100人への街頭インタビュー結果の発表や、SNSや写真からAIが素敵な日常を分析し、生茶LIFEアートがつくれるコンテンツも体験した。

キリンビバレッジ 生茶ブランドマネージャー 森部勇氏

「無糖茶カテゴリでは、市場の縮小およびコモディティ化が進んでいる」と、キリンビバレッジ 生茶ブランドマネージャー 森部勇氏が警鐘を鳴らす。「そこで、生茶では新しい価値創造によって、ペットボトル緑茶への期待を取り戻すことを目指した」と説明する。「緑茶はこうあるべきものという固定概念から脱却し、緑茶の価値を捉えなおした」と、昨年春、生茶はリブランディングを実施したと振り返る。「年初目標は2750万ケースの年間販売としていたが、3123万ケース(2024年12月31日時点 生茶ブランド計 同社出荷数量に基づく)を達成。18年ぶりに3000万ケースを突破した」と、計画を上回る売上を達成したと目を細める。「年間販売実績では、生茶が110%、生茶ほうじ煎茶が160%と大きく前年を上回った。特にお茶への関心が薄い、若年の消費者からの支持を得られた(インテージSCI(20~30代)ドライ市場(2024年1~12月))」と、20代・30代からの支持が売上の伸長につながったと解説した。

「キリン 生茶 ほうじ煎茶」と「キリン 生茶」

「今年は、今を生きる消費者の生活に寄り添うお茶へと進化させるべく、パッケージは、現代的で上品な佇まいはそのままに、茶葉の生命力を感じるデザインにリニューアルする。生茶の中味については、新茶のようなあまみも感じつつ、すっきりと飲みやすいおいしさへと進化させる」と、リニューアルポイントについて言及した。「さらに、消費者のLIFEに、ちょっと気分が上がる瞬間をつくるブランドアクション『生茶 LIFE&TEAアクション』を始動。何気ない日常を素敵に彩るファッションブランドやアーティストとのコラボレーションを通じて、消費者の毎日をもっと素敵にしていく」と、今年の新たな取り組みについて発表した。

左から:新CMに出演する出口夏希さん、鈴木亮平さん

そして、新CM「きもちよさ、と生きていく」篇の上映後、MCの呼びかけと共に新CMに出演した鈴木さん、出口さんがステージに登場。

鈴木亮平さん

新CMが初披露されると鈴木さんは、「最高の天気で行った撮影で、本当に気持ち良さそうだなと思った。また、昨年から僕は“鈴木持ち”を推している。ぜひみんなも真似してもらえると嬉しい」とコメント。出口さんは、「両手で包むように持っていた」と可愛らしく“出口持ち”のポーズを披露した。

出口夏希さん

出口さんの名前にちなんで、生茶を選んでもらった人たち100人に街頭インタビューを行う「出口夏希の出口調査」を実施。生茶を選んだ理由トップ3を出口さんが発表した。「あまみが好み」「品質が良さそう」「デザインがおしゃれ」という結果となり、調査結果に対して、出口さんは、「女性に持ちやすいデザインなのでぜひ持ってみてほしい」とコメントした。進行役を務めてちょっと緊張気味の出口さんと、真剣にどの項目が選ばれたのか考える鈴木さんの掛け合いに会場全体があたたかな雰囲気に包まれた。

左から:「出口夏希の出口調査」結果を披露する出口夏希さん、結果を予想する鈴木亮平さん

「生茶 LIFE&TEAアクション」サイトでは、SNSや写真からAIが素敵な日常を分析し、生茶 LIFEアートがつくれるコンテンツが開始。発表会では、実際に鈴木さん、出口さんの日常の写真を読み込んで生まれた“生茶 LIFEアート”を紹介した。

左から:生茶 LIFEアートを披露する出口夏希さん、鈴木亮平さん

鈴木さんは、「実際の写真を見て、まずストーリーを考えて、アートを描いてくれるのは新しい」とコメント。出口さんは、写真とアングルまで変わったアート作品を見て「すごい」と驚いた様子だった。

最後に鈴木さんは、「昨年からアンバサダーになって売上が落ちたらどうしようと思っていたが嬉しいニュースで安心した。今日は何より3000万ケース突破と聞いて本当に驚いた。みんなが生茶を愛してくれたおかげ」と、生茶の大ヒットに安堵の表情を浮かべていた。

「生茶 LIFE&TEAアクション」は、消費者の日常をちょっと素敵にしていく生茶の新しい取り組み。消費者の日常からアートをつくる体験や、ファッションブランド、アーティストとのコラボキャンペーンなど、さまざまな取り組みを展開していく。

生茶 LIFEアート

生茶の新しいパッケージ(525ml、600mlペットボトルのみ)には、「生茶 LIFE&TEAアクション」サイトに遷移する二次元コードが期間限定であしらわれている。サイトでは、日常の写真や、XのアカウントをAIが分析し、素敵な「生茶 LIFEアート」を作って楽しめる。

B:MING by BEAMS(ビーミング by ビームス)は、アーバンライフスタイルを好む幅広い世代に向けて、“気持ちよく暮らすコト、ワクワクすることのハッピー”をスタイルを通して提案するブランド。生茶 LIFE&TEAアクションの一つとして、「B:MING by BEAMS」と「生茶」がコラボを始める。最初の取り組みとして、ちょっと気分が上がるコラボグッズを開発した。

アーティスト・長場雄氏とのコラボでは、シンプルな線画が特徴の長場雄氏のデザインで、「消費者の日常に、気分が上がる瞬間」をテーマに風通しのいい生茶の世界観を表現してもらった。長場氏が手掛けたアートは、アートトラックや全国の自販機で展開するなど全国へと広げ、多くの消費者のLIFEを彩る活動につなげていく。

「キリン 生茶」および「キリン 生茶 ほうじ煎茶」は、新パッケージデザインにリニューアルした。好評の現代的で上品な佇まいをそのままに、みずみずしい茶葉に光が射している様を表現した雫デザインにアップデートした。

「キリン 生茶」の中味は、生茶のモノづくりのこだわりの技術である生茶葉鮮度搾り製法、かぶせ茶マイクロ粉砕、凍結あまみ製法はそのままに、新茶のような“あまみ”を感じつつ、すっきりと飲みやすいおいしさに進化した。生茶葉鮮度搾り製法は、摘んでから8時間以内に芯まで凍結し、鮮度を保った生茶葉を丸ごと搾って使用することで、清々しい、すっきり爽やかな香りを楽しむことができる。かぶせ茶マイクロ粉砕は、セラミックボールミル(粉砕機)を使ってかぶせ茶を細かく丁寧に均一な大きさまで挽いている。「細かく」「均一」であることで、口の中で粉感を感じずに、茶葉のあまみ、コク、香りの余韻が広がる味わいになる。凍結あまみ製法は、抽出した茶液を凍結・凝縮することで新茶のようなあまみの成分が生成され、新茶のようなあまみを増幅させる新技術とのこと。

また、一部容器で、再生PET樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」やロールラベルの導入、ラベルレス商品の発売など、循環型社会に向けたプラスチック使用量削減に取り組んでいる。

生茶ブランドは、茶葉のいいところを引き出したおいしさと、現代的で上品な佇まいで、消費者の日常の何気ない瞬間をきもちよく彩り、無糖茶カテゴリーのさらなる魅力化・再活性を目指す。

[小売価格]155円~4320円
[発売日]4月15日(火)

キリンビバレッジ=https://www.kirin.co.jp/softdrink


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