- Drink&Food2023/02/07 17:18
ユニーが「おつとめ品シール」を廃止、食品ロス削減に向け値引シールデザインを変更、緑色の「売り尽くし価格シール」を導入

ユニーが運営する、総合スーパー「アピタ」、食品スーパー「ピアゴ」などでは、2月20日から順次、食品の見切り(見切りとは、消費期限や賞味期限が近づいているなど、さまざまな理由で売れ残った商品を、値段を切り下げて販売すること)に使用している赤色の「おつとめ品シール」を廃止し、緑色の「売り尽くし価格シール」を導入する。
見切り品は、消費期限や賞味期限が近づいていても、購入してすぐに食べる場合には問題がない商品とのこと。これらを優先的に購入してもらうことによって、販売期限が過ぎて廃棄する商品を減らすことができる。ユニーが新たに導入する値引きシールでは、消費者に食品ロス削減の協力をお願いしているという。
物価が高騰し、様々な商品が値上がりをする中、見切り品をうまく活用することは、家計の工夫にもつながる。地球にも家計にもメリットのある見切り品を積極的に購入してもらえるよう、緑色の「売り尽くし価格シール」で訴求していく考え。
赤い「おつとめ品シール」が貼られた商品を購入するのは恥ずかしい、という声を聞くことがある。デザインの変更によって、そのようなイメージを刷新し、環境のためになる商品を消費者に誇らしい気持ちで購入してもらいたい考え。
シール本体は、環境に優しい素材「FSC認証ラベル」を使用している。店舗に在庫が残っている赤色の「おつとめ品シール」は廃棄せず、すべて使い切った後に緑色の「売り尽くし価格シール」へと移行するため、店舗によって導入開始時期は異なる。
[値引シールデザイン変更の概要]
開始日:2月20日(月)から順次
実施店舗:ユニー全132店舗(アピタ64店舗、ピアゴ66店舗、ユーストア2店舗)