DINOS、ファッションブランド「So close，」からサステナブルな取り組みとして「反毛」の技術を活用したプルオーバーを発売

DINOS CORPORATIONは、ファッションブランド「So close，（ソークロース，）」において、サステナブルな取り組みとして「反毛」の技術を活用したプルオーバーをディノスオンラインショップを3月13日から発売した。

世界中で衣類と衣類原料の大量生産・大量廃棄が問題とされている中、現在、日本でゴミとして処理されている衣服は年間50万トンを超えている。その中から再資源化される割合はわずか5％で、残りの95％は焼却や埋め立て処分され、生産から廃棄までの大きな環境負荷の観点からも問題視されている（環境省サステナブルファッション）。

「SDGs」の考えが広まりサステナブルな取り組みへの意識が高まる中、毎日着る洋服のあり方を見直すことも必要になってきた。そこで「So close，」は、反毛の技術を活用したアップサイクルのプルオーバーを作った。

反毛とは、未使用のまま破棄される生地や、裁断くず、古着などを集めてもう一度綿の状態に戻し、糸の原料を作る技術のこと。長く受け継がれているアップサイクルの工程で、廃棄物を減らせるだけでなく、再生する際のエネルギーも過剰にかからないため改めて注目されている。

再生繊維（セルロース）70％綿30％素材のカーキとグレーのプルオーバーの製品を反毛し、そこに生成りの綿100％の糸を混紡した。天然素材の掛け合わせならではの、しなやかな質感と絶妙な杢感が実現している。

メッセージ性のあるロゴ“心地よく”“快適な”という意味の「comfy」を胸元にプリントした。主張しすぎず、身体の動きに合わせて光を綺麗に反射する。

きれいめにも着られるよう、襟ぐりを細めの程よいボートネックに設定した。後ろ下がり＆裾がややすぼまったシルエットで、腰まわりを自然にカバーする。後ろ中心にステッチを入れているので、縦ラインが強調され後ろ姿をきゃしゃに見せる工夫もしている。

［小売価格］8900円（税込）
［発売日］3月13日（月）

DINOS CORPORATION＝https://dinos-corp.co.jp/