- Fashion&Style2023/07/05 16:05
セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」から1965年発売のダイバーズウオッチのデザインを復刻した数量限定モデルを発売
セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」から、薄型の新ムーブメントと最新の技術をもとに、1965年に発売した国産初のダイバーズウオッチのデザインを復刻した数量限定モデルを、8月11日に発売する。世界限定1965本となる。
1965年、セイコーは国産初のダイバーズウオッチを発売した。このモデルは防水時計が一般的ではなかった時代に150m防水を実現したエポックメーキングな商品だった。この初代モデルは1966年から4回にわたって南極地域観測隊の装備品として寄贈されている。以降、このモデルを起源として開発された数々のダイバーズウオッチは、多くの冒険家、探検家によって、北極、南極、エベレストなど地球上のあらゆる過酷な環境下で使用されたことで、その信頼性を不動のものとした。さらに、80年代から現在に至るまで、1000mを超える深海での実証実験を複数回行い、プロフェッショナルダイバーズウオッチとしての高い信頼性を証明してきた。
同作は、現在のダイバーズウオッチの品質基準に準拠しながらオリジナルモデルのデザインを徹底的に検証し、サイズも含めて再現した。搭載するムーブメントは、ダイバーズウオッチ用に新開発した耐衝撃性の高いキャリバー「6L37」。セイコーの現行のダイバーズウオッチ専用メカニカルキャリバーの中で最薄かつ径が小さいため、小ぶりなオリジナルモデルの外径38.0mmを再現している。また、最大に巻き上げた状態から約45時間駆動で、平均日差+15秒~-10秒の高精度を備えている。さらに、当時は150mの防水仕様を200mの空気潜水用防水へスペックアップした。ガラス素材も、アクリルガラスからボックス型のサファイアガラスへと変更することで、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を与えている。ストラップは、オリジナルモデルの発売当時に装着されていたファブリック調のラバーストラップを強化シリコン素材で実現した。当時の意匠を可能な限り再現している。
スクリューバックの裏ぶたには、防水時計の証として1965年のモデルにも採用されたイルカのマーキングが施されている。国産初のダイバーズウオッチが誕生した1960年代の雰囲気を纏った、セイコーのダイバーズウオッチ専用ボックスを再現したオリジナルボックスとなっている。
[小売価格]46万2000円(税込)
[発売日]8月11日(金)
セイコーウオッチ=https://www.seikowatches.com/jp-ja