三陽商会、「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズが「トロッター」2023年秋冬のジャケット全型で環境配慮型素材を使用

三陽商会が展開するブランド「MACKINTOSH PHILOSOPHY（マッキントッシュ フィロソフィー）」のメンズは、サステナブルファッションへの継続的な取り組みの一環として、ブランドの主力商材である「トロッター」シリーズ 2023年秋冬シーズンのジャケット全型でリサイクルポリエステルを使用して展開する。

「トロッター」シリーズは、2010年のスタート以来、累計20万着以上を販売している機能性ビジネスウェアとのこと。「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズでは昨年秋冬から「トロッター」ジャケットの5型中4型でリサイクルポリエステルを使用するなど、各商品の環境配慮型素材への置き換えに向けて企画開発に取り組んでおり、今年秋冬シーズンでは、展開する「トロッター」ジャケット全型に加え、同素材のベスト、パンツも含む計10型でリサイクルポリエステルを使用するに至った。

新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴うオフィス回帰を受けて、通勤服を見直す「買い替え需要」などによってビジネスウェアのニーズは回復傾向にあり、ウォッシャブル・防シワといった機能性を備える素材としてポリエステルを使用している「トロッター」ジャケットが好調に推移している。

一方、ファッション産業がもたらす環境負荷は非常に高いことが国際的に指摘されているなか、店舗の展開先である百貨店等からは環境配慮型素材を使用した商材の割合や売り上げの構成比を求められるなど、環境課題に対する取り組みの機運はファッション産業全体を通して高まっている。

「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズではこうした背景を受けて、GHG排出量の削減に貢献し、かつ耐久性や伸縮性に優れているリサイクルポリエステル素材に着目。サステナブルファッションへの取り組みの第一歩として昨年秋冬から「トロッター」ジャケットアイテムの5型中4型でリサイクルポリエステルを使用してきたが、今年秋冬からジャケット全4型と、同素材のベスト、パンツも含む計10型の商品でリサイクルポリエステル素材を使用することとした（2023年秋冬で展開する「トロッター」シリーズのシャツアイテムは対象外）。

「トロッター」ジャケットは、英国伝統の佇まいと現代のビジネスシーンに必要な機能を融合した、機能性ビジネスウェアとなっている。ウォッシャブル・防シワといった機能を特徴としており、ポリエステルを使用した商品開発をおこなっている。今シーズンは、盛夏～秋冬の各シーズンで快適に着用できる4つの素材を使用し、ジャケット、ベスト、パンツの計10型を展開する。各商品におけるリサイクルポリエステル素材の混率はそれぞれ異なるものの、トロッターならではの機能性やデザイン性を損なうことなく、多様化するワークスタイルに対応する商品を展開する。

［小売価格］
JACKET ＃000：4万4000円
WAISTCOAT ＃000：2万2000円
TROUSERS ＃000：2万2000円
extrasolid JACKET：4万8400円
extrasolid WAISTCOAT：2万2000円
extrasolid TROUSERS：2万4200円
JACKET ＃114：4万6200円
TROUSERS ＃114：2万2000円
JACKET ＃116：4万8400円
TROUSERS ＃116：2万4200円
（すべて税込）

三陽商会＝https://www.sanyo-shokai.co.jp/