- Fashion&Style2024/01/26 17:05
三陽商会、メンズ・ウィメンズの6ブランドから花粉対策機能を備えたスプリングコート「花粉プロテクトコート」を発売
三陽商会は、「マッキントッシュ フィロソフィー」「ポール・スチュアート」「アマカ」などメンズ・ウィメンズの6ブランドから、花粉対策機能を備えたスプリングコート「花粉プロテクトコート」11型を、全国百貨店および直営店、三陽商会公式オンラインストア「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」で順次販売を開始している。本格的な花粉の飛散シーズンの前に、ファッション性に機能性を付加した多様な「花粉プロテクトコート」を提案する。
花粉症は多くの人を悩ませ続けている社会問題の1つとなっている。花粉症問題の解決に向け、日本政府は「花粉症に関する関係閣僚会議」を設置し、令和5年(2023年)5月に「花粉症対策の3本柱」として解決への道筋を示した。政府広報オンラインでは、「花粉症で悩む皆さま!早めの治療や予防行動を!」という記事内で、花粉対策として花粉が付着しにくい素材の服装をすることで、体への花粉付着量を減らすことが可能と述べている(出典:政府広報オンライン)。
政府をあげての花粉症対策が本格化する中、コートを祖業アイテムとする同社では、メンズでは2007年から、ウィメンズでは2010年から“おしゃれに花粉対策”をコンセプトにした「花粉プロテクトコート」の販売を開始している。本格的に花粉が飛散するシーズンである2月に向け、花粉が付着しにくい素材を使用したさまざまなデザインのコートを提案している。
今年の「花粉プロテクトコート」は、全6ブランド11型(メンズ:2ブランド4型、ウィメンズ:4ブランド7型)を展開する。花粉が付きにくい機能に加え、はっ水機能(全10型)、抗菌、消臭機能(全1型、アームホールにテープを使用)などの機能性を付加している。いずれも花粉飛散が本格的となる2月から6月の梅雨シーズンまで長く着用でき、着用するシーンに合わせてファッションとして楽しめるおしゃれなデザインのスプリングコートをラインアップした。室内への花粉の侵入を防いでつらい季節を少しでも快適に過ごしてもらい、「装う楽しさ」を提案する。
「花粉プロテクトコート」は、「花粉を屋内に持ち込まない」をコンセプトに、花粉が付きにくい素材を使用したコート。花粉を屋内に持ち込まないようにするための着用法としては、屋内に入る前にコートを脱いで軽く払う(強くはたくと花粉が飛び、粘膜に入る恐れがあるため静かに軽く払う)。こうすることでコートに付着していた花粉の多くを落とすことができ、屋内に持ち込む花粉を大幅に削減することができる。綿やポリエステルなどの高密度に織られた凹凸が少ない平らな生地表面に加工を施し、生地に花粉が付着しにくくするとともに、一旦付いた花粉も落ちやすくしている(使用素材は各ブランドによって異なり、加工法なども様々)。
展開ブランドは、ウィメンズが「AMACA」「EVEX by KRIZIA」「TRANS WORK」「MACKINTOSH PHILOSOPHY」。メンズが「Paul Stuart」 「MACKINTOSH PHILOSOPHY」となっている。
[小売価格]3万8500円~8万8000円(税込)
[発売日]1月から順次