- Fashion&Style2022/11/08 18:58
「土屋鞄」革製バッグのリユース品を大阪で初販売、使用済みバッグを修理専門の職人が綺麗にした約180製品の価格は定価の半額
革製品を製造販売する老舗、土屋鞄製造所は、古くなった同社の革製バッグを修理して、大阪の自社店舗で再販売する。顧客が使わなくなったバッグを無料で引き取り、綺麗にし、味のある一点物の貴重な製品として売り出す。新品と同様の返品保証や修理サービスを付け、価格は定価から最大で半額程度に抑える。
販売は、大阪・梅田の商業施設「グランフロント大阪」内のランドセル専門店に専用コーナーを設けて行い、約180点を取り扱う。同社が大阪の店舗でリユース品を販売するのは初めてとなる。期間は、11月16日から12月6日まで。
今回、自宅で使わなくなった同社の革製バッグを無料で引き取り、職人が丁寧に修理した製品を販売する。バッグはすべて、東京・西新井の工房で、修理専門の職人が綺麗な状態にしている。製品の状態に応じ、クリーニングや保革、補色といった革のメンテナンスのほか、内装の張り替えや破損パーツ(ファスナー等)の交換、糸のほつれ直し、除菌加工を行っている。
リセールするアイテムは、トートバッグやショルダーバッグ、ボストンバッグ、また同社の人気製品「大人ランドセル」など豊富な品揃えとなっている。すべて、経年変化で革の風合いなどが異なる“一点物”となっている。
過去に数量限定カラーとして販売し、いまは廃番品となった、オイルヌメのジップトップショルダー、トートバッグ、バックパックといった希少なものも販売するなど、「土屋鞄」の歴史を感じてもらえる。
価格は、定価の5割から7.5割程度(1万2300円~18万7500円:税込)に抑えるとのこと。販売後は、新品と同様に返品保証や修理サービス(有料)に対応し、アフターサービスも万全の体制を整える。
販売期間は約3週間の予定で、約180点の製品がなくなり次第終了する。
[発売日]11月16日(水)
土屋鞄製造所=https://tsuchiya-kaban.jp/