しまむら、一部店舗で衣料品回収を実施、カイタックファミリーの「MUDAZERO」プロジェクトを通じて服から服へのリサイクルを

しまむらは、6月3日から7月7日まで、一部店舗で衣料品回収を実施する。店舗で回収した衣料品は、カイタックファミリーの「MUDAZERO」プロジェクトを通じて服から服へのリサイクルを行う。

ファッション産業は、大量生産・大量消費、大量廃棄によって、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大きい産業と指摘されるようになり、国際的な課題となっている。

環境省（出典：環境省「サステナブルファッション」）によると、日本の消費者が手放した後の衣料品の約66％（約45万トン）が焼却・埋め立て処分され、リサイクル率は約15％にとどまっており、国内でのさらなる衣料品のリサイクルの推進が課題となっている。

しまむらグループでは、「商品廃棄ゼロの継続と進化」をESG課題の一つと位置付け、販売する商品を最後の1枚まで売り切る「廃棄ゼロ」を実施している（余剰在庫の廃棄処分は行いない）。今後はこの取組みをさらに進化させるため、消費者が購入した後に不要となった衣料品を回収し、リサイクルすることで、販売した後の商品「廃棄ゼロ」を目指す。

6月3日から服から服へのリサイクルを前提とした衣料品回収を、一部店舗で実験をスタートすることとした。今後もしまむらグループは様々なESG課題の解決に向けて「しまむら流ESG活動」を推し進め、企業価値の向上に努める考え。

［実施日］6月3日（月）から

しまむら＝https://www.shimamura.gr.jp/