ミズノ、屋内外の暑熱環境下で働く作業員向けに体の冷却を目的としたワークウエア「アイスタッチデバイスベスト」を発売

「アイスタッチデバイスベスト」

ミズノは、屋内外の暑熱環境下で働く作業員向けに、体の冷却を目的としたワークウエアの「アイスタッチデバイスベスト」を、法人向けおよびミズノ公式オンラインで6月20日に発売する。

昨年の全国の熱中症による救急搬送人数は9万人超と、前年と比べて約2万人多く(熱中症資料(環境省))、日本の大きな社会課題の一つとなっている。特に屋内外の暑熱環境下で働く作業員は、一般の人以上に猛暑対策が必須のため、各企業も暑さから作業員の命を守るための対策に関心を高めている。

今回発売する「アイスタッチデバイスベスト」は、電流を流すと冷却するペルチェ素子(半導体の一種で、ある方向に直流電流を流すと、素子の上面で吸熱(冷却)し、下面で発熱(加熱)する性質を持つもの)のデバイスを搭載し、ポイント冷却で効率的なクーリングが可能なワークウエアとなっている。「アイスタッチデバイスベスト」および関連商品の「アイスタッチデバイスネック」、「アイスタッチデバイスインナーキャップ」の販売目標はシリーズ合計で1200枚とのこと(発売から1年間)。

地球温暖化に伴い、夏季のスポーツシーンはとても厳しい環境になっている。そこでミズノは広島大学長谷川博教授との共同研究において、屋内外の暑熱環境下でプレーするアスリートのパフォーマンスを支えるため、身体部位ごとのクーリング効果を検証し、各部位を冷却した時の身体への影響の大きさを色で示した「COOLING BODY MAP」を作成した。今回発売する「アイスタッチデバイスベスト」は、スポーツで培ったノウハウである「COOLING BODY MAP」設計に基づき、電流を流すと冷却するペルチェデバイスを冷却効果の高い背中と両脇下に配置することで、効率的なクーリングが期待できるウエアとなっている。

「アイスタッチデバイスベスト」には、電流を流すと冷却するペルチェデバイスを背中と両脇下の3ヵ所に搭載している。ペルチェデバイスは、強・中・弱の3段階冷却モード切り替えが可能。強モードで稼働する場合、環境温度30℃、湿度60%の状態で稼働前と比較すると、1分後に冷却面の低下温度は約14.3℃(ミズノ調べ 10000mAh モバイルバッテリー使用時の目安値であり、使用状態・環境によって冷却温度や持続時間は異なる)になる。

また、ベスト本体の生地にはスイムキャップでも使用される伸縮性のあるメッシュ素材を採用し、ペルチェデバイスやバッテリーを取り外すことで洗濯可能とのこと。さらに、汗臭や加齢臭の成分を中和分解する「ミズノデオドラントテープ」をニオイの気になる首元と両脇下にそれぞれ使用するなど、夏の悩みである衣服の衛生面にも対応している。

[小売価格]オープン価格
[発売日]6月20日(木)

ミズノ=https://jpn.mizuno.com


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