- Fashion&Style2024/10/22 20:15
“黒の香り”が4種類誕生!黒に特化したブランド「kuros’」が東京駅丸の内「KITTE」にグランドオープン
レディースフォーマルウェアを展開する東京ソワールが運営する、黒に特化したライフスタイルブランド「kuros’(クロス)」がブランドリニューアルを機に10月18日、東京駅丸の内出口から徒歩約1分の商業施設・KITTE丸の内2階に新店舗をオープンした。前日の17日には、関係者にお披露目され、初めての販売となる“黒の香り”の新製品が4種類登場した。
東京ソワールは1950年の創業以来、55年にわたり日本のフォーマル文化をけん引してきた企業だ。フォーマルウェアで培った黒へのこだわりを進化させ、2021年10月に新ブランド「kuros’」を立ち上げた。ブランド名に込められた「Addicted to 黒(黒に魅せられて)」というコンセプトの通り、黒の持つエネルギーやパワー、魅力を多様な商品で表現している。
東京ソワール 社長の小泉純一氏は、「ここをスタートに拡大していく計画を立てている。日本でしっかりと足場を持ちながら世界でも有名になれるように」とブランドの将来性について語った。
代表的な商品には、京都の伝統的な紋付袴の染色技法を用いたシンクロタオルや、漆黒を表現した器シリーズでは、表面の凹凸感を生かしながら墨汁を塗ったような深い黒を実現している。「ただ見た目が黒いというところで集めているわけではなく、その商品に語れる黒のポイントがあるかというところを大事に商品開発している」と、東京ソワール kuros’事業室長の山本真生氏は語る。
新店舗オープンに際して、約350種類の新商品を投入。アパレルやキッチン用品に加え、新たにヘルスアンドビューティー部門も展開する。特筆すべきは「黒の4つの香り」をテーマにしたルームフレグランスとボディケア製品で、黒のイメージを嗅覚で表現することに挑戦した。
IFA国際アロマセラピストの資格を持ち、今回の新製品を担当した調香師のSari氏は、「例えば、木漏れ日の中の影に潜んだときの涼やかな安らぎを香りで表現するなど、黒を多角的に解釈した」と、4つの香りを調合した動機を明かす。
さらに、今年9月には「黒の研究所」というウェブサイトを開設。業種や企業の枠を超えて「黒」に関する研究や情報発信を行う場として位置づけ、展覧会の開催なども計画しているという。
新店舗は160m2の黒を引き立てるための空間となっており、アパレル、キッチン・ダイニング、食品、リビングなど、すべて黒をテーマにしたアイテムが並ぶ店舗内は圧巻の「黒の世界」だった。
[kuros’KITTE店 概要]
所在地:〒100-7002 東京都千代田区丸の内2丁目7番2号 JPタワー2階
TEL:090-7837-6167
Kuros’公式EC STORE「kuros.style」=https://kuros.style/
kuros_official(@kuros_tokyo)公式Instagram=https://www.instagram.com/kuros_tokyo/