- Fashion&Style2024/11/18 13:22
三陽商会、コート専業ブランド「SANYOCOAT」がダウンコートの最高峰を目指し開発した「青森ダウン」の2024年冬の新作を発売
三陽商会が展開するコート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」は、貴重な青森県産のダウンを使い、コート専業55年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)においてダウンの充填から製品化まですべておこなった「青森ダウン」の2024年冬の新作の販売を、「サンヨーコート」を展開する6店舗、および三陽商会公式オンラインストア「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」等で開始した。
「青森ダウン」は、「SANYOCOAT」と「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」が、ダウンコートの最高峰のクオリティを目指し、技術・研究開発と最新設備の投入を掛け合わせてつくり上げた2023年冬に展開を開始したダウンコート。昨年の好評を受け、「SANYOCOAT」の新たな定番シリーズ化を図るために2024年冬、デザイン・カラーを増やし発売することとした。
中でも今年の新色の1つであるブラックは、同社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」が繊維メーカーであるセーレンと研究を重ね、約2年をかけて上質感のある深い黒を実現した開発生地による「BLACK OF BLACKs(ブラック オブ ブラック)」で、「青森ダウン」の中で最も当社の技術・研究開発力が集結した1着となっている。
戦後の1946年、物資の少ない中で防空暗幕の材料を用いて作り上げた紳士用の黒いレインコートが「SANYOCOAT」の第一号コートとなった。以来「SANYOCOAT」は生活者のニーズに対応したコートを提案し続け、2013年には、ものづくりへのこだわりを体現した「100年コート」の展開をスタートさせた。
1969年の工場創業以来「SANYOCOAT」の生産拠点となってきたコート専業の自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」は、「100年コート」をはじめとする綿のギャバジン素材によるトレンチコートの生産技術について特に高い評価を得ている工場であるが、2021年以降、コート生産のエキスパートとして総合力を高めるために、新たな設備を複数導入することで、クラシックなコートづくりに留まらない新たな製品の生産開発に取り組んでいる。
昨年2023年には三陽商会設立80周年という節目を迎え、レインコートをルーツにもつ同社の祖業ブランド「SANYOCOAT」と生産拠点である「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」が、技術と設備の進化をもって新たな価値を創造し青森でしかつくれないコートを提案するために開発したのが「青森ダウン」とのこと。昨年の好評を受け、「SANYOCOAT」の新たな定番シリーズ化を図るために2024年冬、デザイン・カラーを増やし発売することとした。
「青森ダウン」は、コート専業の「SANYOCOAT」と「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」が、ダウンコートの最高峰のクオリティを目指し、技術・研究開発と最新設備の投入を掛け合わせてつくり上げた昨年冬に展開を開始したダウンコート。今年の冬は、昨年から継続のミドル丈に加えて、メンズではショート丈、ウィメンズではロング丈の計3タイプを揃えて展開する。カラーは2昨年冬から継続のネイビーと、今冬新色のオフホワイト、ブラックを加えたベーシックな3色展開。今年の新色の1つであるブラックは、同社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」が繊維メーカーであるセーレンと研究を重ね、約2年をかけて上質感のある深い黒を実現した開発生地による「BLACK OF BLACKs」となっている。
サンヨーコート「青森ダウン」製品のポイントは、コート専業55年の「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」が職人技術と最新の設備投入によって一貫して生産。「熱圧着」無縫製技術、「防水・防風・透湿性」機能素材、温かい空気を逃しにくい「青森県産ダウン」を採用している。雨傘と同等の耐漏水性を実現した。同社独自の“深い黒”を含めたベーシックな3色展開となっている。上品な装いにも合わせやすく、軽い着心地だという。
「青森ダウン」は、貴重な青森県産のダウンを使い、生産は、コート専業55年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」においてダウンの充填から製品化まですべてをおこなっている。同工場は2021年以降、コート生産のエキスパートとして総合力を高めるために、ダウンの充填機や熱圧着、シームシーリング加工を施す設備など新たな設備を複数導入することで、得意とするトレンチコートに留まらない新たな製品の生産に取り組んでいる。「青森ダウン」は、トレンチコートの生産で培ってきた職人技術と最新設備の投入を掛け合わせ生産している。
縫製部分から水が染み込まないようミシンの縫い目のない「熱圧着」という無縫製技術によってダウンを仕切っている。「熱圧着」仕様に加え、表地に防水・防風性と透湿性を併せもつ機能素材を用いることで、雨風を防ぐ。「青森ダウン」は耐漏水準用試験をおこなっており、雨傘と同等の耐漏水性を確認している。「熱圧着」は、防水・防風性の確保だけでなく、ダウン抜けも防ぐことができる。
ダウンには、青森県産のダウンを採用。高級羽毛布団に使われており、軽量かつ温かい空気を閉じ込めて逃しにくいのが特徴で、トレーサビリティも確保されたダウンだという。
縫製のわずかな孔(あな)から水が侵入することを防ぐため、熱圧着でダウンを封入。防水・防風性の確保に加え、ダウン抜けも防ぐ。
雨粒のような水滴は、優れたはっ水機能によって転がして落とす。コートのデザイン自体も雨粒がスムーズに落ちるよう設計している。「熱圧着」と生地特性により雨傘と同等の耐漏水性を実現している。
高級布団で使われている貴重な青森県産ダウンを使用。軽量で繊細な羽毛のため、温かい空気を逃しにくいのが特徴だという。
ネイビー、オフホワイトの表地は防水・防風性と透湿性を併せもつ多層構造の機能素材「パーテックス シールドエア」。表の生地が優れたはっ水性を発揮する。もし水が染み込んでしまっても、中央の薄い膜が水分を通さない。一方、ミクロ単位の無数の穴を持った特殊多層構造膜が湿気や熱気を排出し、従来の透湿素材にはないハイレベルな通気性を発揮する。着心地はしなやかで軽く通気性に優れ、動き続けてもほとんど蒸れない、ハードなアクティビティにも適するほどの機能素材とのこと。衣服内環境を快適にキープする。
色は昨年冬から継続のネイビーと新色のオフホワイト、ブラックのベーシックな3色を展開する。今年の新色の1つであるブラックは、同社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」が繊維メーカーであるセーレンと研究を重ね、約2年をかけて上質感のある深い黒を実現した開発生地による「BLACK OF BLACKs」。ネイビー、オフホワイトの表地「パーテックス シールドエア」と同様に防水・防風性と透湿性を併せもつ多層構造の機能素材で、「青森ダウン」の中で最も同社の技術・研究開発力が集結した1着となっている。
デザインは、ジャケットの上から羽織っても美しい着丈、シルエットを追求し、ダウンパックの段数やダウンの量も試行錯誤を重ね上品に仕上げている。「熱圧着」の無縫製技術を駆使することで縫い目を極力減らしたこともシンプルで洗練された印象を引き立てている。素材・パターンの工夫によって見た目以上に軽い着心地で、カジュアルなスタイルだけでなく、エレガントな装いにも合わせやすく、雨や雪の日など幅広く活用できるダウンコートとなっている。なお、定番シリーズ化を図るため、新たに「青森ダウン」のエンブレムを作製し、今年冬モデルから左腕にポイントとして付けている。エンブレムのデザインは、青森の頭文字である“A”、雪国青森をイメージした雪だるま、「100年コート」などの裏地に用いるオリジナルのチェック柄「三陽格子」にあるオレンジとブルーのカラーを用いてデザインしたものとなっている。
[小売価格]
メンズ
ショート丈:18万7000円
ミドル丈(オフホワイト/ネイビー):19万8000円
ミドル丈(ブラック):20万9000円
ウィメンズ
ミドル丈(オフホワイト/ネイビー):17万6000円
ミドル丈(ブラック):18万7000円
ロング丈:19万8000円
(すべて税込)
[発売日]10月30日(水)
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