- Fashion&Style2023/02/01 20:41
アツギと福岡女子商業高等学校がオーバーパンツ「カバパン」を共同開発、レッグウェアブランド「SchoolTime」から発売
アツギは、“通学にぴったり!私が探していたアイテムが見つかる”がコンセプトの学生向けレッグウェアブランド「SchoolTime/スクールタイム」から、福岡女子商業高等学校との共同開発で生まれたオーバーパンツ「カバパン」を発売する。
今回の共同開発のきっかけは、2021年9月に福岡女子商業高等学校の先生から寄せられた「高校生の身体に対する意識の低さに問題意識を持っている。アパレル関係のメーカーと、この問題解決に向けて何か取組みができないか」という問合せだったという。アツギはジュニア向けのインナーウェアも製造・販売する企業として、ぜひこの問題に一緒に取り組みたいと考え、共同開発をスタートさせた。
福岡女子商業高等学校は全国的にも珍しい女子商業高等学校。たくましく自ら励む「志」ある女性の育成を教育理念とし、進学以外にも多方面で活躍する人材の育成を目指し特色のあるコースを設置している。今回は「美容」を学びの入り口として、「経営」を学ぶ専門コースである「ビジネスビューティーコース」の生徒のみんなと、ユーザーの要望を反映した全く新しいオーバーパンツの開発に取り組んだ。
オーバーパンツとは、ショーツの上から重ねばきをするパンツ類のこと。防寒対策はもちろん、下着が見えてしまうことを防止する目的でも着用される。今回の共同開発をスタートさせるにあたり、どのような商品を開発するか検討していたところ、「中学生の頃は制服のスカートの下にオーバーパンツをはいていたけれど、高校生になってからはジャージや体操服をはくようになった」という声があがった。その理由は「オーバーパンツはフィット感がありすぎてはき心地が気になるし、見えてしまった時に体型があらわになってしまうのが恥ずかしい」というもの。従来のピッタリとしたオーバーパンツだけでは学生のニーズに寄り添えていないことが判明した。そこで、「高校生がはきたくなるオーバーパンツ」の共同開発を目的として、昨年4月から7月にかけて、計8回にわたり授業を実施。これらの取組みを通じて現役高校生のアイデアが詰まった新しいオーバーパンツ「カバパン」3商品が誕生した。
お尻のラインが出るのが恥ずかしい、授業中ずっと座っているとムレやすくて嫌、ピッタリしすぎていると脚さばきが悪くて動きにくい・・・そんな高校生の悩みから「カバパン」3商品が誕生した。
「スポーティメッシュタイプ」は、お尻のラインが出すぎない形でピッタリ感を解消した。脇スリットで高校生のリアルな流行を反映し、ワンマイルウェアや部屋着としても着用可能な形に仕上げた。メッシュ生地使用によって、授業中ずっと座っていてもムレにくく快適となっている。さらにポリエステル素材で吸汗速乾を実現した。自転車通学などにも便利な一枚となっている。
「リブメロータイプ」は、お尻のラインが出すぎない形と裾メロー仕様でゆったりしたはき心地と可愛らしさを両立した。レーヨン混リブ素材によるさらっとした肌触りに加え、後加工で吸汗速乾機能を付加し、長時間着用しても快適にはける一枚となっている。
「サニタリー対応」は、ナプキンをしまっておけるポケット付で、ポーチを持ち歩かなくても安心のサニタリータイプとなっている。綿混素材で柔らかなはき心地に仕上げた。抗菌防臭加工を施した防水シート付のため、制服を汚す心配を軽減し生理中でも安心して過ごすことができる一枚となっている。
[小売価格]各1430円(税込)
[発売日]2月21日(火)