アシックス、フルマラソンでサブ4を目指すランナーに向けたカーボンプレート搭載モデルのランニングシューズ「S4」を発売

アシックスジャパンは、フルマラソンでサブ4（4時間未満の完走）を目指すランナーに向けたランニングシューズ「S4（エスフォー）」を、2月16日からアシックスオンラインストアで先行発売し、2月23日からアシックス直営店（一部店舗を除く）、全国のスポーツ用品店などで順次発売する。

今回発売する商品は、カーボンプレートをミッドソール（甲被と靴底の間の中間クッション材）内の前部から後部にかけて搭載している。プレートはV字形状とし、つま先に向かって下がるよう傾斜を付けて配置することで、着地から蹴り出し時の足の動きを安定させ、効果的に身体を前方向へ推進させるようにしている。

「Speed（スピード）」「Stability（安定性）」「Safety（安全性）」「Sub4（サブ4）」の4つの要素を備えていることから「S4」と名付けた。

ミッドソールは2層構造で、上層部に上位モデルの「METASPEED（メタスピード）」シリーズにも搭載している独自開発の軽量クッションフォーム材「FF BLAST TURBO（エフエフブラストターボ）」を採用している。着地と同時に変形、圧縮し、素早く元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚が得られ、ストライドを伸ばすことが可能になる。

アッパー（甲被）は、軽量で通気性に優れた「モーションラップアッパー」を採用している。優れたキックバック特性があり、特に中部のフィット性を向上させている。

靴底は、さまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する「ASICSGRIP（アシックスグリップ）」を採用している。また、「METASPEED」シリーズに比べて接地面積を広げることで、安定した足運びをサポートするなど、サブ4ランナーに適したライド感を追求している。さらに、かかと部のラバーを前部よりも厚くすることで接地時の耐摩耗性を高めている。

中敷は、生地を製造する際にあらかじめ原料自体に着色する染色技術「ソリューションダイ」を採用した。「ソリューションダイ」は、糸の原料に着色料を投入してから生地を製造する技術で、生地を染色する従来プロセスと比較し、材料製造時の水使用量とCO2排出量を大幅に削減できる。

［小売価格］2万2000円
［発売日］2月16日（木）から順次

アシックス＝https://www.asics.com/jp/ja-jp/