パナソニック補聴器、リオンとの共同開発第1号の耳あな型補聴器「C5シリーズ」を発売

「C5シリーズ」

パナソニック補聴器は、リオンと締結したアライアンスに基づく共同開発の、パナソニック製第1号製品となるオーダーメイド耳あな型補聴器「C5シリーズ」(4機種)を4月15日に発売する。

同製品は、「聞こえの進化で人とつながる」をコンセプトに、劇場や電車など公共施設で今後の活用が期待されるBluetoothの新規格LE Audioに対応し、同社初となる充電式オーダーメイド耳あな型補聴器となっている。一人ひとりの耳の形に合わせて作ることによるフィット感や、装着安定感の良さなど、オーダーメイド耳あな型補聴器に対するニーズと、テレビやスマートフォン等とのワイヤレス接続を希望する声を受けて開発した。

共同開発において、リオンの一人ひとり異なる耳の形状に合わせて、各種パーツを最適にレイアウトするオーダーメイド補聴器設計のノウハウと、同社の充電制御やワイヤレス通信に関するノウハウを融合。両社の強みを相互に活かすことで、オーダーメイド耳あな型補聴器でありながら、ワイヤレス接続を実現し、LE Audio(Low Energy Audio)にも対応したプラットフォームを共同で開発した。この共通プラットフォームにパナソニックの音響機器で培った独自のボイスフォーカスや高周波数帯域までの補聴信号処理を搭載することで、騒音下での言葉の聞き心地や、より繊細な音の表現力など、聞きやすさを追求している。

パナソニック補聴器は、今年65周年を迎える。ますます加速する超高齢社会において、確かな技術に支えられた新たな聞こえの体験を創造し、聞こえることの嬉しさと、聞くことの楽しさを提供。人と人との円滑なコミュニケーションのサポートを通じて、より豊かなくらしと社会の実現に貢献する。

「C5シリーズ」の主な特長は、リオンのオーダーメイド補聴器設計のノウハウと、同社の技術的なノウハウを掛け合わせたことで、一人ひとりの耳の形にあわせながら、先端技術を搭載した補聴器とのこと。スマホやタブレットと補聴器が直接つながる(iOS14以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchに対応しています。AndroidについてはLE Audioに準拠したスマホ、タブレットに対応。補聴器のアップデートによって今後連携が可能となる)ので、動画や音楽はもちろん、スマホ通話もよりクリアな音声で楽しめるほか、専用テレビアダプターを使うことで、「LE Audio」に準拠していないテレビとも接続が可能。今後、劇場やスタジアム、空港や駅などさまざまな公共施設が「LE Audio」に対応した際には無線でつながり、よりクリアな音声が期待できる。

一般的な電池交換式補聴器のように小さなボタン電池を扱う手間がかからず、充電ケースにしまうだけで簡単に充電することができる。また約3時間で満充電にでき、補聴動作は約28時間、「LE Audio」によるテレビ視聴時でも約10時間の連続使用が可能(使用可能時間は、イヤホンの種別や使用条件、補聴器の設定によって変わる。補聴動作:ミドル(M)約28時間、ハイパワー(HP)約28時間・テレビ視聴:ミドル(M)約10時間、ハイパワー(HP)約10時間)。電池残量はスマホアプリ上で確認できるほか、補聴器を装着する時に装着中の補聴器本体から音声で知らせる。

パナソニック製オーダーメイド補聴器として最高となる広周波数帯域(~9.5kHz:ミドル(M)利用時。ハイパワー(HP)利用時は7.5kHzとなる)をカバーし、音の表現力を高めた。これまでの同社補聴器では対応しにくかった高音域がクリアになり、音楽や動画をより繊細に楽しむことができる。

後ろや横方向からの集音をカットして前方に絞り、正面方向の音を際立たせる「ボイスフォーカス」(WH-C59にのみ搭載している機能となる)を搭載。駅の雑踏や飲食店などでも周囲の雑音を抑えるので、騒がしい場所での会話が聞き取りやすくなる。

[小売価格]
WH-C59:両耳 122万4000円/片耳 66万2000円
WH-C57:両耳 92万2000円/片耳 51万円
WH-C55:両耳 72万2000円/片耳 41万円
WH-C53:両耳 52万2000円/片耳 34万円
(すべて非課税)
[発売日]4月15日(月)

パナソニック補聴器=https://panasonic.jp/hochouki


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