ネスレ日本、「アイソカル ゼリー もっとハイカロリー」が「えん下困難者用食品 許可基準 II」の表示許可を取得

「アイソカル ゼリー もっとハイカロリー」

ネスレ日本 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー(以下、ネスレ ヘルスサイエンス)の販売する「アイソカル ゼリー もっとハイカロリー」は、6月6日に消費者庁から特別用途食品のうち、「えん下困難者用食品」の許可基準IIの表示許可を取得した。今年末以降、「えん下困難者用食品」の表示許可に基づいて、製品に「消費者庁許可マーク」と、許可表示「本品は、誤嚥防止を目的としたえん下困難者に適した食品です。」を記載し、全国の医療・介護施設へ順次出荷を開始する。

ネスレ ヘルスサイエンスは、「アイソカル ゼリー もっとハイカロリー」をはじめ、「アイソカル ゼリー ハイカロリー」、「アイソカル とろっとゼリー」などの「えん下困難者用食品」のラインアップを通じて、食事中の飲み込みや誤嚥に不安のある方の栄養補給や健康維持に貢献していきたい考え。

「えん下」とは、食べ物を飲み込み、口から胃へと運ぶ一連の動作を指す。食べ物を口に入れ、えん下するまでの過程は、大まかに5つに分けられる。加齢などによって、えん下の流れの機能のどこかが弱り、えん下機能が低下することがある。えん下機能が低下した状態では、よくむせたり、咳き込んだりするようになった、食事に時間がかかるようになった、水分やパサパサしたものを避けるようになった、などの変化がみられる。また、えん下機能の低下によって「誤嚥」という状態が生じることがある。誤嚥とは、食べ物や唾液が食道ではなく気道に入り込んでしまうことを指す。健康な人でも食べたものなどが気道に入ることはあるが、むせて咳き込むことで気道内から異物を追い出すことができる。しかし、えん下機能が低下していると、誤嚥してもむせないことがある。えん下機能が低下した場合には、飲み込みやすいように食事内容に配慮したり、正しい食事の姿勢を保つなど、適切な対応が必要となる。

特別用途食品には下記の区分があり、表示許可を受けた食品は許可証票(マーク)をつけることができる。「えん下困難者用食品」は特別用途食品のひとつであり、飲み込みに不安のある人や食事中のむせ(誤嚥)が気になる人等を対象に、えん下を容易にし、誤嚥や窒息を防ぐために硬さ等を調整した食品。「えん下困難者用食品」は、硬さ、付着性(くっつきやすさ)、凝集性(まとまりやすさ)の3つの規格基準やその他の要件について消費者庁による審査を受け、適合していると判断された場合のみ「えん下困難者用食品」の表示を行うことができる。

「アイソカル ゼリー もっとハイカロリー」は、ネスレ日本の独自の技術(特許出願中)によって、業界最高水準のカロリー密度(ネスレ調べ 医療系ルートで医療・介護施設向けに販売しているゼリーにおける1gあたりのカロリー(7月時点))11gあたり4kcalという高いカロリー密度を実現したカップゼリー。1カップわずか50gのコンパクトなサイズで、約12口(標準的なスプーンを使用の場合)で200kcalを摂取することができる。日々の食事が多いと感じたりする、食事でエネルギーが足りているか心配だと感じる人の効率的なエネルギー補給におすすめとなっている。

[許可取得日]6月6日(木)
[許可表示品出荷予定]2024年末以降

ネスレ日本=https://www.nestle.co.jp


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