- Health&Medical2024/09/20 20:25
GMOヘルステック、AIを活用した医療プラットフォームを無料提供、CMに出演する佐々木希さんが新サービスを絶賛
GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングスの連結会社であるGMOヘルステックは、9月19日から、新たな医療プラットフォームの無料提供を開始した。さまざまな業務の一元管理ができるAI搭載のクリニック向けシステム「AIチャート」を中心とし、クリニック検索・予約サイト「GMOクリニック・マップ」、そしてオンライン服薬指導にも対応する保険薬局「薬局24」の3つのサービスを連携させ、クリニックと患者の両方に、無料でシームレスな診療体験を提供する。同日に行われた「GMOヘルステック 新サービス発表記者会見」では、3つの新サービスの概要について説明した他、俳優の佐々木希さんを起用した「GMOクリニック・マップ」の新CMを公開し、佐々木さんとお笑いタレントの横澤夏子さんをゲストに迎えたトークセッションを行った。
「当社は、ITやインターネットを活用したさまざまなサービスを金融分野を中心に展開してきた。今回、金融システムで培った堅牢なセキュリティをはじめとするテクノロジーを、大きな市場成長が見込める医療分野にも活用し、利便性の高い医療サービスの実現に挑戦する」と、GMOフィナンシャルホールディングス 代表執行役会長 CEOの高島秀行氏が挨拶。「現在、医療分野では、『人手不足』『IT化』『データ共有』という3つの課題を抱えている。中でも人手不足は深刻であり、2030年には18.6万人、2040年には81.6万人の医師・看護師・薬剤師などの医療従事者が不足すると予測されている。この課題に対してGMOヘルステックでは、ITとAIの活用によって、少人数でも運営できるよう省力化・自動化を促進し、医師が診断に専念できる環境を作っていく」と、ITを駆使して医療分野の課題解決に挑むのだと力を込める。
「新たに提供開始する医療プラットフォームの中核を担う『AIチャート』は、予約管理やWEB問診、オンライン診療などの業務を一元管理するAI搭載のクリニック向け基幹システムとなる。このシステムをより多くのクリニックに使ってもらうべく、利用料無料で提供し、クリニックの大幅な生産性向上に貢献していく。そして、医療業界のプラットフォーマーとして、広告や調剤、さらには医療ビッグデータの提供などのビジネスモデルを展開していく」と、医療プラットフォームを無料提供する狙いについて言及。「将来的には、患者やクリニックの同意のもと、患者の医療データを共有する『医療データクラウド』を構築し、厚生労働省の推進する『医療DX』や大学病院、健康診断、健康管理アプリなどともデータ連携していく。これによって、すべての人と医療をテクノロジーでつなぎ、一人ひとりに合わせた最適な医療提供の実現を目指す」と将来展望を語った。
続いて、GMOヘルステック 代表取締役社長の福留理氏が、医療プラットフォームで提供する新サービスの概要について紹介した。「当社は、クリニック業務の省力化・自動化と患者中心の医療サービス提供の実現をサポートし、人手不足時代の持続可能な医療の実現と発展に貢献するため、新たな医療プラットフォームを無料で提供する。同プラットフォームでは、『AIチャート』『GMOクリニック・マップ』『薬局24』の3つのサービスを連携させることで、予約から受付、問診、診療、決済までワンストップで対応可能となり、患者とクリニックの利便性向上を同時に実現する」と、医療プラットフォームの全体像を説明。「クリニック向け基幹システム『AIチャート』は、予約管理、WEB問診、オンライン診療、オンライン決済など複数の業務効率化ツールを集約し、一元的に管理することが可能。また、文書作成を支援する『AIアシスト』の活用で、医師の書類作成時間を大幅に削減できる。さらに、予約から会計までの自動化・無人化を促進し、診察に専念できる環境を構築する」と、クリニック運営の多くの業務を「AIチャート」ひとつで自動化できるという。
「クリニック検索・予約サイト『GMOクリニック・マップ』では、クリニックの検索・予約から、WEB問診、受付、診療、決済、服薬指導までをワンストップで完結させることができる。主な機能としては、事前記入したWEB問診を一元管理することで、受診ごとに記入する手間がなくなる。また、診療日が近づくとLINEやSNSで通知してくれる。会計も、クレジットカードを事前登録しておけば、自動オンライン決済で診察後すぐに帰ることができる」とのこと。「『薬局24』は、今年9月に東京都渋谷区で開業した保険薬局。スマートフォンで処方箋の事前受付ができる『処方箋モバイルオーダー』や調剤ロボットを活用したスピーディーな調剤で薬局での待ち時間を短縮し、患者の利便性向上を追求している。また、『GMOクリニック・マップ』を使って『AIチャート』導入クリニックでのオンライン診療を予約・受診した人は、『オンライン服薬指導・お薬自宅配送サービス』を利用できる。今年12月には、すべてのクリニックで同サービス単独での利用が可能になる」と、患者にもスムーズで快適な診療体験を提供するとアピールした。
ここで、俳優の佐々木希さんを起用した「GMOクリニック・マップ」の新CMが上映され、CMに出演する佐々木さんが登場。CMの見どころを聞くと、「音楽に合わせてちょっとしたダンスをするシーンに注目してほしい。このCMを見たら、ぜひ私と同じ動きをしてもらえるとうれしい。CMの音楽も印象的で、撮影が終わった後もずっと頭の中に残っていて、1日中口ずさんでいた」と、CMの振付を披露してくれた。「GMOクリニック・マップ」については、「仕事先や旅行先などで子どもが体調を崩したときに、すぐに診てもらえるクリニックを探すのはとても大変な作業だと感じている。『GMOクリニック・マップ』は、検索条件を入力すれば希望に沿ったクリニックが一覧で表示されるので、すごく便利なサービスだと思う。予約から受付、診療、会計までワンストップでできるのもうれしい。これから必ず使っていきたい」と、2児のママである佐々木さんにとって待ち望んでいたサービスなのだと絶賛していた。
この後、お笑いタレントの横澤夏子さんをゲストに迎え、佐々木さんとのトークセッションが行われた。横澤さんは、「新CMを見させてもらったが、キャッチーな音楽とフレーズが頭に残るので、私も今日は寝るまで『GMOクリニック・マップ』と口ずさんでしまいそう。佐々木さんのフリも簡単にできるので、街中で歌いながらマネしている子どもを見かけるようになるのが楽しみ」と、子どもにも伝わりやすいCMになっていると話していた。「子どもが体調を崩したときには、待ち時間が長くて困る。病院で待たされて、また薬局でも待たされてしまう。『GMOクリニック・マップ』は、すべて事前予約をすることができて、薬を自宅に配送してくれるサービスもあるので、すごく便利だと思う」と、3児のママである横澤さんにとっても魅力的なサービスであるとのこと。佐々木さんは、「子育てをしていると、すぐに試練が訪れる。『GMOクリニック・マップ』は、子どもが病気になったときに支えてくれる素晴らしいサービスだと思う」と、多くの人に「GMOクリニック・マップ」が広がっていくことを願っていた。
健康のために習慣にしていることを聞いてみると、横澤さんは、「夕食を子どもと一緒に18時には食べるようにしている。そうすると、夜中におなかが空いてくるのだが、これをぐっとこらえて、朝5時からラーメンを食べている。これが本当においしい」と、夕食を早めに食べて、夜食を避けるようにしていると教えてくれた。これに佐々木さんも、「私もラーメンは朝食べるようにしている。プロポーションの維持も大切だが、おいしいものも食べたいので、朝ならエネルギーチャージになっていいかなと思っている」と、横澤さんと同じく“朝ラー”を習慣にしていると笑顔を見せていた。
最後に佐々木さんは、「『GMOクリニック・マップ』は、子育てをしている人だけでなく、日々忙しく働いている人には、持って来いのサービスになっているので、ぜひ多くの人に利用してほしい」とコメント。横澤さんは、「今までずっと欲しいと思っていたサービスだったので、すごくありがたい。子育てに奮闘している私の味方が一人増えたような気持ちになった。みんなも『GMOクリニック・マップ』をどんどん使ってほしい」とメッセージを送ってくれた。
GMOヘルステック=https://gmo-healthcare.com/
GMOフィナンシャルホールディングス=https://www.gmofh.com/
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