- Hobby&Culture2022/12/09 19:06
「楽天ラクマ」でヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手・酒井高徳選手・楽天ソシオビジネスの藤井美穂選手などが使用したアイテムを出品、売上金で購入したスポーツアイテムを寄付
楽天グループ(以下、楽天)は、今年迎えた創業25周年を機に、「スポーツの未来を共に創ろう- A BETTER FUTURE TOGETHER -」と題し、これからの未来のためにできることを考え、スポーツとともにサステナブルな明日を描く活動を行っている。今回、同活動の新たな取り組みとして12月8日から「楽天ラクマ」において、ヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手、酒井高徳選手、楽天ソシオビジネスの藤井美穂選手(パラ自転車)などが使用したアイテムを出品し、その売上金で購入したスポーツアイテムをスポーツ助成団体へ寄付するプロジェクトを実施する。同プロジェクトの開始を記念し、「スポーツの未来を共に創ろう - A BETTERFUTURE TOGETHER -選手と一緒にスポーツを贈ろう!プロジェクト」発表会を開催した。発表会では、楽天の取り組みや同プロジェクトについて説明した他、ヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手と酒井高徳選手、楽天ソシオビジネスの藤井美穂選手をゲストに迎えてトークセッションを実施した。また、12月8日から「楽天ラクマ」に出品したアイテムも紹介。イベントに参加した子どもたちにプレゼント贈呈も行った。
「『スポーツの未来を共に創ろう - A BETTER FUTURE TOGETHER -』では、アスリート、ファンの人々、そして楽天グループが一体となって“スポーツの未来を共に創る”好循環が生まれることを期待している」と、楽天グループ マーケティングディビジョン スポーツ&エンターテイメントパートナーシップ戦略課の長田希望シニアマネージャーが挨拶。同 コマースカンパニー ラクマ事業部 広報グループの永里元気アシスタントマネージャーは、「選手の持つ役割を終えたアイテムを必要な人につなぎ、その売上金で社会貢献につなげるという、楽天ラクマが掲げるメッセージとも一致すると思い賛同した」と説明し、具体的な取り組みについて発表。「このプロジェクトを通して、つなぐ力で棄(す)てずに循環させる“循環の輪”を広げ、社会貢献することを目指す」と語っていた。
そして、「楽天ラクマ」にアイテムを出品する武藤選手、酒井選手、藤井選手が登場。自身が考える「よりよい未来」について語り合った。酒井選手は「よりよい未来」のために「自分の主張だけを伝えるのではなく、相手の意見を聞くことを大切にしている」とコメント。
藤井選手は「パラスポーツはまだまだメジャーではないと感じている。もっと幅広く挑戦できる環境があったら良いと思う」と述べていた。また、それぞれの子どもの頃のエピソードについて聞かれると、武藤選手は「よく悪さをしていた記憶がある。姉のベッドを購入したその日のうちに壊すなど」と、勝気な子ども時代のエピソードを明かしてくれた。武藤選手のコメントに対して酒井選手は「わんぱくくらいが良い、僕も小さい頃はアクティブだった」と笑みを浮かべながらコメントした。
ステージには、「選手と一緒にスポーツを贈ろう!プロジェクト」として、12月8日から「楽天ラクマ」に出品したアイテムを披露。武藤選手と酒井選手は、Jリーグの試合で着用した「オーセンティックユニフォーム」を、藤井選手は、練習時に着用していた「アスリートシャツ」を提供したのだという。
武藤選手は、今回の取り組みについて「子どもから目標とされる立場のスポーツ選手が使っていたアイテムを提供することで、喜んでもらえると思う。こういった活動は続けていかなければならないと感じている」とコメント。酒井選手は今シーズンのユニフォームについて、「胸に神戸ポートタワーが入っていて非常に格好良くできている。僕は所属クラブのエンブレムやユニフォームに誇りを持ってプレーをしている」と、思い入れの強いデザインであると強調した。藤井選手は、「楽天社内にあるフィットネスジムでウエイトトレーニングを行った際などに使用していた」と、当時の練習エピソードを語ってくれた。
なお、同プロジェクトの売上金は、新しいスポーツアイテムの購入に使用され、スポーツを助成する団体に寄付するという。また同プロジェクト開始を記念して、日々スポーツに励んでいる子どもたちに向けて、武藤選手と酒井選手がサッカーボールを、藤井選手がユニフォームを贈呈。スポーツ選手を志すために大切なことやポジティブなメンタルを保つためのコツなどを質問する子どもたちに対し、武藤選手、酒井選手、藤井選手は、夢に向かって行動することの大切さや具体的な練習メニューなどについてアドバイスしていた。
さらに、事前にファンから募集した質問に武藤選手、酒井選手、藤井選手が回答。「昨今、審判のシステムにテクノロジーが使われるようになったことについてどう思うか」という質問に対して、武藤選手は「日本代表はテクノロジーがあったからスペインの撃破にもつながったし、歓喜に沸いた日本と涙したスペインという立場があった。進歩というよりやり方が変わったと思っている」と自身の意見を語っていた。
また、「自分がもう一度子どもに戻れるとしたらどんなトレーニングを行いたいか」という質問について酒井選手は「自分がやるべきことはやってきているつもりなので後悔はない。小さい頃は純粋にサッカーを楽しんでほしいと思う」と、毎日サッカーボールを蹴っていたと話していた。
さらに日本代表の活躍についての質問に、酒井選手は「諦めない気持ち、信じることの大切さを感じた」とコメント。また、「スポーツの未来において叶えたい夢は何か」という質問に対して、武藤選手は「スポーツの力で日本に活気を戻さないといけないと思う。スポーツイベントなどに関心が集まるようにしていくと、もっと日本がエネルギッシュな国になると思う」と述べていた。
楽天は、今年迎えた創業25周年を機に、環境に配慮したグリーンな未来を呼びかける「Go Green Together」プロジェクトに取り組み、その一環として、「スポーツの未来のためにできること」を考え発信するサイト「スポーツの未来を共に創ろう - A BETTER FUTURE TOGETHER -」を開設している。同プロジェクトは、スポーツを楽しんでもらうことを目的とした支援活動として、アスリートやクラブから寄贈されたスポーツアイテムを「楽天ラクマ」に出品し、その売上金で購入したスポーツアイテムをスポーツ助成団体に寄付する。
「楽天ラクマ」に出品されるアイテムは、武藤嘉紀選手、酒井高徳選手など「ヴィッセル神戸」の選手をはじめ、楽天ソシオビジネスの藤井美穂選手が試合などで使用していたユニフォームなど、計38点となる。
「楽天ラクマ」は、2012年7月にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天で運営している「ラクマ」が2018年2月に統合して生まれた。つなぐ力で物を棄てずに循環させる「循環の輪」を広げ、誰でも手軽に活躍できるECの世界を築くことによって、サーキュレーション市場の活性化を図り、循環型社会の実現に貢献することを目指している。5月時点で「楽天ラクマ」のアプリは3500万ダウンロードを突破した。
楽天グループ=https://corp.rakuten.co.jp/