- Hobby&Culture2023/06/05 13:21
タカラトミー、JAXAとトヨタの共同研究「ルナクルーザー」がロボットに変形、トランスフォーマー「ルナクルーザープライム」を発売
タカラトミーは、変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」の新商品として、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)とトヨタが共同研究した有人与圧ローバ(月面探査車)「ルナクルーザー」(2021年度にJAXAとトヨタが共同研究した燃料電池車両技術を用いた月面用で有人型の与圧ローバ(月面探査車)の愛称。有人与圧ローバは引き続き研究開発中であり、実際に月に行くデザインは異なる可能性がある)から「トランスフォーマー」に完全変形するロボットトイ、トランスフォーマー「ルナクルーザープライム」を、来年3月に発売する。同商品は、6月8日10時から「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを開始し、その後全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、ホビー専門店、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で発売する。なお、「タカラトミーモール」では8月9日から予約を開始する予定となっている。
近年、月で人類が暮らすための研究が活発化するなど、宇宙の可能性に注目が集まるとともに、より身近になってきている。また、タカラトミーは、JAXA等と共同で、超小型の変形型月面ロボット「愛称:SORA-Q(ソラキュー)」(タカラトミーがJAXA、ソニーグループ、同志社大学と共同開発した超小型の変形型月面ロボットの愛称。今年8月以降、「SORA-Q」はJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、月に向けて打ち上げられる予定)を開発し、今年8月以降、JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、「SORA-Q」は月に向けて打ち上げられる予定となっている。なお「SORA-Q」の開発にはタカラトミーの玩具作りにおいて培われた小型化、軽量化の知見と、「トランスフォーマー」に代表される変形機構に関わる技術が活用された。「SORA-Q」を通じて、子どもたちがこれまで以上に自然科学領域に興味を持ち、宇宙の面白さを知ってもらうきっかけとなってくれることを心から願っている。
同社では「SORA-Q」の1/1スケールモデル「SORA-Q Flagship Model」(変形型月面ロボット「SORA-Q」の1/1スケールモデル。「SORA-Q」による月面体験を家庭でも疑似体験してもらえるよう、月に行く機体と同じ大きさ(直径約80mm)、同じ変形、同じ動き(バタフライ、クロール走行)を再現している。専用のアプリ(無料)を使用して操作し、月面で動く「SORA-Q」と同じ動き(変形や前後左右の操縦)が楽しめる)を今年9月2日に発売する。そしてさらに今回、同社のロングセラーブランドとして愛されている「トランスフォーマー」を“宇宙”のテーマと組み合わせることで、より宇宙を身近な存在と感じられる機会を提供していきたいと考えている。
[小売価格]1万1000円(税込)
[発売日]2024年3月