ミズノウォーキングシューズ「THE LD GTX」が発売、新設計の「ミズノウエーブ」と高反発ソール素材搭載でより快適な足運びに

　ミズノは、ウォーキング向けに開発した新設計の「ミズノウエーブ」と、高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY」をソールに搭載し、歩きやすさを追求したウォーキングシューズ「THE LD GTX（ザ エルディ ジーティーエックス）」を、全国のミズノウォーキングシューズ取扱店で11月28日から順次販売を開始した。

　歩くという動作は、かかと外側から接地する人がいることが分かっている。そこで「THE LD GTX」は、歩行の接地時に着目し、長距離でも快適に歩行できるウォーキングシューズを目指した。

　今回、ウォーキング用にかかと外側から内側にかけて下り傾斜をもつ新形状の波形プレート「ミズノウエーブ」を新たに開発した。またミッドソールには、「LD」シリーズでは初めて高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY」を搭載している。

　「THE LD GTX」は、2006年から発売し累計販売数140万足（「LD40」「LD40 II」「LD40 III」「LD40 IV」「LD40 V」「LD40 VI」の2006年6月～2022年10月末のミズノからの累計出荷足数）を超えるロングセラー商品「LD」シリーズの新フラッグシップモデルとなっている。「LD」シリーズは名前の通り、ウォーキング大会などで40kmという長距離（ロングディスタンス）でも快適に歩行できることをコンセプトに開発された。

　昨今では、健康意識の高まりに伴い日常生活にウォーキングを取り入れる人が増えており、日常的に履けるウォーキングシューズの需要が増えている。

　今回ウォーキング用に新たに開発した新設計の波形プレート「ミズノウエーブ」は、歩行中にかかとが地面に接地する際の足部の姿勢を参考に、プレートのかかと部分を歩行動作にあわせてひねった設計にしている。また、「ミズノウエーブ」を境界として、下層には上層よりも柔らかいミッドソールを配置した。これによって、かかとの外側ではより柔らかいミッドソールの厚みを増やすことができ、着地衝撃を緩和することが期待できる。一方、かかとの内側では、比較的硬さのあるミッドソールの厚みを増やすことで安定性が増し、横ブレが緩和され、スムーズな体重移動へと導かれることが期待できる（効果や感じ方には個人差がある）。

　「ミズノウエーブ」を挟んだミッドソールの下層には、より柔らかく反発性の高い（効果や感じ方には個人差がある）（反発性は鉛直方向に圧縮したときの比率になる）「MIZUNO ENERZY FOAM（ミズノエナジー フォーム）」を使用した。これによって、かかと接地時の衝撃緩和と後端部の反発による前足部へのスムーズな体重移動をサポートしている。

　雨の日でも快適にウォーキングができるように、アウトソールも一新した。濡れた路面でも高いグリップ力を発揮するアウトソールラバー素材「Wgrip（ダブルグリップ）」を採用。従来のアウトソール素材と比較し濡れた路面でのグリップ性（同社指定の路面かつ試験方法で測定）が約33％向上（材料性能のみを比較した同社比較数値。生産上、数値はばらつくことがある）（環境条件やグリップ面の意匠により効果や感じ方は異なり、かつ効果を保証するものではない）した。またアッパーには防水透湿性のあるゴアテックス ファブリクスを採用することで、天候に左右されることなく靴の中を快適に保つ。

［小売価格］2万4200円（税込）
［発売日］11月28日（月）から順次

ミズノ＝https://jpn.mizuno.com/