- Hobby&Culture2024/04/02 12:44
タカラトミー、色覚多様性に対応しおもちゃで初のCUD認証取得した「トミカを運転!ハンドルドライバー」を発売
タカラトミーは、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の遊びが広がる新商品として、お気に入りの「トミカ」で様々な運転体験ができるハンドルトイ「トミカを運転!ハンドルドライバー」を、4月20日から全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、トミカ専門店「トミカショップ」、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で発売する。
「トミカを運転!ハンドルドライバー」は、自分の好きな「トミカ」(ミニカー)を本体にセットし、画面と音声の指示に従ってハンドルを操作しながら車の仕事ごっこやドライブ体験が楽しめる。お仕事モードでは付属ゲームシートを画面にセットして警察・消防車・カーレースの3つのミッションにチャレンジでき、エンドレスドライブモードではラジオ風の音声をバックにドライブ遊びを楽しむことができる。約100種類のサウンドが運転気分を盛り上げ、画面手前にスマートフォンを置いて好きな車載動画(専用の映像アプリはない。好みの動画を使用)を見ながらドライブ体験もできる。「トミカを運転!ハンドルドライバー」はおもちゃで初めて、色覚の多様性に対応していることを保障する「CUD(カラーユニバーサルデザイン)認証」(「CUD」認証は、カラーユニバーサルデザイン機構(略称「CUDO」)が行う、色覚の多様性に対応していることを保障する第三者認証)を取得した商品とのこと。「色の識別がしやすいデザイン」や「色が分からなくても遊べる操作性」などが評価された。
タカラトミーではこれまで、目や耳の不自由な子もそうでない子も、障害の有無にかかわらず、楽しく遊べるよう「配慮」されたおもちゃとして「共遊玩具」(「共遊玩具」とは、目や耳の不自由な子もそうでない子も、障害の有無にかかわらず、楽しく遊べるように「配慮」された玩具で、一般市場に向けてつくられ販売されるものをいう。「盲導犬マーク」「うさぎマーク」の2種あり、日本玩具協会が認定を行っている)の開発を推進しており、同商品は目の不自由な子も一緒に楽しめる「盲導犬マーク」対象商品に認定されている。この取り組みの一環で、さらにより多くの子どもたちが楽しく遊べるように色覚の多様性に対応した工夫を行った。色の識別が困難な人は、日本では男性の約20人に1人、女性の約500人に1人、日本全体で約320万人以上いる(出典:特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO))と考えられ、色覚の多様性に対応するカラーユニバーサルデザインは様々な分野で採用されている。
「トミカを運転!ハンドルドライバー」の特徴は、自分の「トミカ」を本体の車両固定パーツにセットし、ハンドルとシフトレバーを操作しながら運転体験ができる。一部を除く様々な幅のトミカに対応している。トミカ(ミニカー)は別売り。商品にはダミーカーが1台付いている。
約100種類のサウンド、約1000種類以上の音声パターンを搭載し、操作をナビゲートすると共に、運転気分を盛り上げる。
お仕事モードでは、働く車のミッションに挑戦。ゲームシート3種類が付属し、ゲームシートを差し替えて3つの働く車(警察・消防車・カーレース)のミッションゲームが遊べる。
どろぼう追跡では、パトロール中の警察になりきり、泥棒のいる方にハンドルを回して追跡する。消火活動では、消防士になりきり、シフトレバーとハンドル操作で火が出たところにホースを向けて消火活動する。めざせチャンピオンでは、カーレーサーになりきり、シフトレバーとハンドル操作でライバルの車をたくさん追い抜いてレース体験できる。
エンドレスドライブモードでは、ゲームシートは使わず、運転気分をひたすら楽しめる。ラジオ風の音声がたくさん流れ、ドライブ気分を盛り上げる。また、画面手前にスマートフォンを置いて好きな車載動画を見ながらドライブ体験もできる。タカラトミー公式YouTubeチャンネル「タカラトミーチャンネル」にやま編、うみ編、まち編の合計3動画をアップしているので、その動画をスマートフォンに映して楽しむこともできる。
「トミカを運転!ハンドルドライバー」は、カラーユニバーサルデザイン機構による検証を受け、「色の識別がしやすいデザイン」や「色が分からなくても遊べる操作性」などが評価され、色覚の多様性に対応していることを保障する「CUD認証」をおもちゃで初めて取得した。
カラーユニバーサルデザインのポイントは、視認・識別しやすい配色によって色覚の多様性に対応している。濃い赤と黒が同じような色に感じるなど、識別しにくい色にはアウトラインやコントラストをつけて識別しやすいようにデザインした。
「トミカを運転!ハンドルドライバー」は、目の不自由な方も一緒に楽しめるおもちゃとして、日本玩具協会が推進する「共遊玩具」の「盲導犬マーク」対象商品にも認定されている。
共遊玩具認定のポイントは、操作方法や遊びの内容を音声でナビゲートする。操作ボタンは形を変えて操作しやすい場所に配置している。3種類のゲームシートは、種類や表裏の違いが触ってわかるように形状を工夫している。
[小売価格]6820円(税込)
[発売日]4月20日(土)
タカラトミー=http://www.takaratomy.co.jp