- Hobby&Culture2024/04/17 19:40
サカタのタネ、発色が早く草姿がコンパクトなわい性ハボタン「ローブ」シリーズに「ローブ ホワイト」を追加し種子を発売
サカタのタネは、発色が早く草姿がコンパクトなわい性ハボタン「ローブ」シリーズに、白色の新品種「ローブ ホワイト」を追加し、5月下旬から種子を発売する。同品種は全日本花卉品種審査会(第68回、第69回)で1等特別賞を受賞している。
「ローブ」シリーズは葉の縁にフリルが入る大阪丸葉系ハボタンとのこと。ハボタンは低温によって発色するが、近年は秋の高温による発色遅れが頻発し、苗の出荷遅れが大きな課題となっている。「ローブ」シリーズは従来品種と比べて発色が早く、発売以来、産地や量販店から高く評価されている。
ハボタンは正月需要が高く、紅白セットの出荷が好まれる傾向にある。「ローブ」シリーズには赤色に色付く「ローブ レッド」があるが、今回「ホワイト」を発売することで、紅白での出荷が可能となる。また、白色は花壇苗の重要色の一つであり、「ローブ ホワイト」は秋冬のガーデニング商材として高い需要がある品種と考えている。
「ローブ ホワイト」は既存の「ローブ」シリーズ同様、コンパクトな草姿も特長とのこと。ポット苗のハボタンでは、栽培のしやすさや流通上の扱いやすさからコンパクトな草姿が好まれ、多くの生産者はわい化剤を使用する。「ローブ」シリーズはわい化剤の使用を低減、または不使用でも草姿がコンパクトにまとまり、生産者の労力や経費削減が期待できる。
[小売価格]
フィルムコート種子1000粒入り:3300円
フィルムコート種子約40粒入り:385円
(すべて税込)で、
[発売日]5月下旬