- Hobby&Culture2024/04/22 16:25
サカタのタネ、母の日など贈り物に最適なポットカーネーション「セレナーデ」の鉢物の流通を開始
サカタのタネが開発したポットカーネーション「セレナーデ」の鉢物の流通が4月下旬から開始する。「セレナーデ」は鮮やかな濃いピンク色が特長で、花径3~4cm、4寸鉢(直径12cm)~5寸鉢(同15cm)栽培向きの品種となる。花付きよく、窓辺の明るい室内でも次々と咲くため、一般消費者も育てやすく長く花を楽しむことができる。
また、同品種は生産者にもメリットのある品種だとか。ポットカーネーションは、栽培時期が秋~春の低温期に当たる。低温下では生育や開花が遅れてしまうため、通常は、暖房機器でハウス内の温度を上げて生育・開花を促進する。一方「セレナーデ」は、低温・低日照下でも成長し、重油代などのエネルギー・コスト削減にもつながる。
カーネーションは母の日の需要期に向けて開花のそろいが重要で、開花の遅れは廃棄にもつながる。「セレナーデ」は一斉開花性に優れ、需要期に向けて鉢物を安定出荷することが可能だとか。株のボリューム感、花付きにも優れ、贈り物として店頭での見栄えはもちろん、受け取った人にも喜んでもらえる品種となっている。
セレナーデは、「夕暮れどきに、歌を奏でて恋人に思いを伝える」という意味を持つ。花を通じて親しい人に日頃の感謝の気持ちを伝えてもらいたい、という思いから「セレナーデ」と命名した。
ポットカーネーション「セレナーデ」の想定小売価格は、5寸鉢が3000円台後半、4寸鉢が3000円前後。全国の園芸店、ホームセンター、ネット通販などで販売する。
[小売価格]
5寸鉢:3000円台後半
4寸鉢:3000円前後
[発売日]4月下旬