小学館、女子小学生500名へのアンケート「推し活」調査、願い事は「推しに会いたい」が1位、今一番推されているのは目黒蓮さん

小学館は、小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌20年以上連続部数No.1「ちゃお」の読者とその家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期実施している。2022年8月から女子小学生（JS）のリアルな本音を、各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足した。今年6月号の「ちゃお」で、高学年JSが中心の「ちゃお」読者500名に「推し」に関する調査を実施した。イマドキJSも夢中になる「推し活」トレンドを発表した。

その結果、推しがいるJSは7割以上に達した。JSに聞いた「願い事」は「推しに会いたい」が第1位になった。その中でも今一番推されているのは目黒蓮（Snow Man）さん。推しの上位にはキャラクターの「クロミ」や人気YouTuberがランクインした。JSが実践している「推し活」は「グッズ集め」が定番。テレビや配信を見て応援するJSも多数いた。

願い事についてのアンケート結果では、「推しに会いたい」が1位になった。推し活をしているJSは7割以上と、多くのJSが「推し」に夢中という結果になった。

今⼀番の推しについてのアンケート結果では「目黒蓮（Snow Man）」さんが1位になった。今年の1月に発表した「2023年“本当に流行ったもの”ランキング」でも「好きな有名人」の第1位だった。2位にYouTube実況グループの「カラフルピーチ」、3位にサンリオキャラクターの「クロミ」、5位にはサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズから誕生した、ガールズグループ「ME：I」がランクインした。JS達の推しはアイドルを筆頭に、キャラクターやYouTuberグループなど多彩となっている。

JSにとっての具体的な推し活は、「グッズ集め」と「テレビや配信を見る」が最多だった。中には友達と推し会を開いたり、コンサートやライブに⾏ったりする、という声もあった。「グッズ集め」について具体的に聞いたところ、「アクリルスタンド」を筆頭に「キーホルダー」、「ぬいぐるみ」に人気が集中。勉強机の上など部屋に飾ったり、出かけ先に持っていって写真を撮影したりしているようだ。

2024年5月号に掲載した読者アンケートでは、JSの今の「推しアニメ」についても調査している。第1位は7月からテレビアニメで第2期の放映が予定されている「【推しの子】」だった。昨年9月に発表した「好きな曲」に関する調査結果でも、「【推しの子】」の主題歌である「アイドル」（YOASOBI）がランクインしていることから、作品はもちろん、主題歌やSNSでの関連ダンス動画のブームなど、様々な要素が重なることで、JSから高い人気を獲得していることが推測できる。

［アンケート調査方法］
「推し活」に関する調査
ちゃお
　調査期間︓5月2日～5月31日
　調査対象︓「ちゃお」読者またはその家族
　調査機関︓同社調査
有効回答数︓応募総数 1564、集計数 500
調査方法雑誌のハガキアンケート

「推しアニメ」に関する調査
ちゃお
　調査期間︓4月3日～4月30日
　調査対象︓「ちゃお」読者またはその家族
　調査機関︓同社調査
　有効回答数︓応募総数 1273、集計数 1000
　調査方法︓雑誌のハガキアンケート

小学館＝https://www.shogakukan.co.jp