- Hobby&Culture2023/01/11 17:42
「グランドセイコー」から「キャリバー9S」25周年を記念する限定モデル2機種を発売
セイコーウオッチは、「グランドセイコー」から、キャリバー9Sの誕生25周年を記念した限定モデル2機種を発売する。キャリバー9S85を搭載したモデルは、1月27日発売予定。キャリバー9S65を搭載したモデルは、4月21日発売予定。全世界で各1200本の数量限定となっている。
キャリバー9Sは、「新グランドセイコー規格」に基づく高精度メカニカルムーブメントとして1998年に誕生、以降、先端技術と匠の技を融合させ、精度、持続時間、部品製造、組立・調整技能など多くの面で進化を続け、2020年には革新的なキャリバー9SA5を生みだした。
1998年、この高精度な機械式ムーブメント「キャリバー9S」を初めて搭載し、グランドセイコーの伝統と革新を決定づけたモデル「SBGR001」は、ウオッチデザイナーとして初めて現代の名工に選ばれ、黄綬褒章を受章した小杉修弘氏によって、デザインされた。長く愛される腕時計を目指し、腕時計の本質である装着性、操作性、視認性を追求。外装には「ザラツ研磨」を施し、職人技による上質な造形を作り上げている。普遍的な美しさを持つ「ベストベーシック」を体現したこのモデルは、現在もグランドセイコーヘリテージコレクションの基幹デザインとして、多くのデザインに影響を及ぼしている。
キャリバー9Sが開発されて25年。さらなる進化と革新を図るグランドセイコーの哲学に基づく本作は、「SBGR001」とほぼ同じサイズに設定され、雄大な岩手山の情景からインスピレーションを受けて「THE NATURE OF TIME」を体現した特別な限定モデルとなっている。
グランドセイコーのブランドフィロソフィー「THE NATURE OF TIME」は、自然や季節の移ろいからインスピレーションを受ける感性と、それぞれの道を究めて時の本質に迫ろうとする匠の姿。その二つの日本の精神性を表現している。
キャリバー 9S85 を搭載するモデルは、グランドセイコーの機械式時計を生み出す製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」からほど近い、岩手山に広がる「雲海」の広大な情景をダイヤルと回転錘で表現している。
夜明けとともに岩手山を包み込む幾重にも重なった「雲海」の雲を、シルバーカラーのダイヤルに施された有機的な模様で演出。その表情は、光のあたり方によって様々な輝きを生みだす。
熟練の匠の技によって組み立てられた、10振動のハイビート・メカニカルムーブメント「キャリバー 9S85」には、25周年記念限定ならではの仕様として、回転錘にグランドセイコーの獅子のエンブレムがあしらわれている。チタン素材の回転錘を、本作のために新たに開発した特別な陽極酸化処理により爽やかなスカイブルー色で演出、雲海の上に広がる澄み切った青空を表現している。
キャリバー 9S65を搭載するモデルも、機械式ムーブメントを生み出す製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」からほど近い、岩手山の山頂から見上げる中天の情景を、スカイブルーのダイヤルで表現している。
どこまでも広がる空のようなスカイブルー色のダイヤルは、光の反射によって、ダイヤモンドカットの針と略字の輝きに呼応し、美しいを光沢が目を楽しませる。静かに時を刻むテンパーブルーの秒針が、ダイヤル内に美しい調和とリズムを演出する。
最大巻上時約3日間持続のメカニカルムーブメント「キャリバー 9S65」には、25周年記念限定ならではの仕様として、回転錘にグランドセイコーの獅子のエンブレムがあしらわれ、ブランドの象徴であるグランドセイコーブルーが陽極酸化処理によって再現されている。
「グランドセイコー」は、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、弛まぬ進歩を重ねてきたブランド。2010年から本格的なグローバル展開を開始し、世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ている。
[小売価格]
SBGH311:88万円
SBGR325:70万4000円
(すべて税込)
[発売日]
SBGH311
グランドセイコー ブティックオンライン先行発売:1月27日(金)
グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびマスターショップ:2月24日(金)
SBGR325:4月21日(金)
セイコーウオッチ=https://www.seikowatches.com/jp-ja