プーマ、筋力強化のためのトレーニングシーンに最適なランニングシューズ「PROPIO NITRO」を発売

プーマ ジャパンは、筋力強化のためのトレーニングシーンに最適なランニングシューズ「PROPIO NITRO（プロピオ ニトロ）」を2月から発売する。1月24日に行われた「PUMA 2025 Spring／Summer Press Preview」で「プリピオ ニトロ」に関するプレゼンテーションが行われた。

「当社では、“すべてのランナーを速くする”をミッションに掲げ、ランナーからの信頼を獲得するべく、製品の開発を行っている」と、プーマジャパン マーチャンダイジング本部 安藤悠哉氏が挨拶。「当社は、ランニングプロダクトに対するイメージがランナーに浸透していない頃から、トップランナーたちの信頼を得るため、箱根駅伝で結果を出してもらうプロダクトの開発を行ってきた」と、駅伝ランナーたちからの信頼を獲得するべく、様々なテクノロジーを生み出してきたと訴える。「昨年上市した『EKIDEN GLOW PACK（エキデン グロー パック）』を履いたランナーが今年の箱根駅伝で結果を出すなど、当社のランニングのイメージが浸透しつつあると感じている」と、ニトロテクノロジーによる爆発的な反発力の実現などがトップランナーから高評価を得ていると力説する。

「『エキデン グロー パック』は、日々早朝からトレーニングを積み重ねるランナーたちが、栄光を掴む瞬間を描いた『PURE－GLOW（ピュア グロー）』カラーを採用した。No.1を目指してもらうためのスペシャルロゴも配しており、襷をつなぎながら目標に向かって進んでいくという駅伝の精神を表現している」と、箱根駅伝では、トップランナーがエキデン グロー パック内のモデルを実際に着用し、そのパフォーマンスを体感してもらったのだという。「レーシングシューズであるFAST－R NITROTM ELITE 2は、『NITROFOAM ELITE（ニトロフォーム エリート）』と『PWRPLATE（パワープレート）』テクノロジーが組み合わさり、爆発的なスピードを提供。今年の箱根駅伝では25名のランナーが着用した」と、昨年から着用ランナー数がアップするなど、高い信頼性を得るに至っていると目を細めていた。

「ランナーから高反発シューズを普段から履いていると、その反発力に頼り過ぎて、筋力がついていかないとの意見が多く挙がっていた。そこで、トレーニング用のシューズとして厚さ20mmの薄底モデル『プロピオ ニトロ』を発売する」と、トレーニングからトラック競技にまで対応したシューズを日本の開発チームがインプットしてグローバル展開するのだという。「踵が20mm、つま先が16mmの厚さでドロップの高低差が少なくトレーニングシーンに最適なモデルとなっている。また、ニトロシリーズ史上最軽量のモデルとなる」と、軽量で筋力強化に適したシューズなのだとアピールした。

「通気性の良いアッパーを採用。薄底なのにクッション性も高く、グリップ力も強い。また、ねじれを抑制するパーツも組み込まれている」と、様々なテクノロジーが詰まったシューズとのこと。「トラック競技では、厚さ20mmまでのシューズを着用することが規則として定められている。『プロピオ ニトロ』は厚さ20mmなので、トラックレースでも使える」と、トラックレースの規格に準拠しているため、トレーニングシーンでの活用をメインとして提案しながらも、トラックレースで使える点をアピールしていくと述べていた。

「プロピオ ニトロ」は、ニトロシリーズの中でも最軽量を誇り、ミッドソールの厚さが20mmとなっているため、筋力強化のためのトレーニングシーンに最適となっている。また、フルレングスのニトロが推進力をサポート。通気性のあるメッシュアッパーは足を軽快に保つ。アッパーは「MONO MESH UPPER」となっており、通気性を考慮して設計され、補強されたプレミアム素材となっている。軽量ながら、しっかりと足にフィットする。つま先の「PUMAGRIP」アウトソールは耐久性のあるラバー製で、高いグリップ力を提供する。踵の「NITROFOAM」は、爆発的な速さを提供する革新的なテクノロジー。クッショニングとライド感を提供する。厚さ20mmによって、接地感を感じながら筋力強化ができる。

［小売価格］1万6500円（税込）
［発売日］2月

プーマジャパン＝http://www.jp.puma.com