エヌビディア、「NVIDIA Gamer Day」を開催、最新「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」の展示紹介や体験デモなど実施

「NVIDIA Gamer Day」の様子

エヌビディアは、コンシューマ向けイベント「NVIDIA Gamer Day」を、4月5日にeスポーツスクエア秋葉原で開催した。これにともない行われた「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」メディア説明会&デモショーケースでは、最新のNVIDIA Blackwellアーキテクチャを搭載したノートPCの特徴や性能について解説した他、パートナー各企業の「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」の展示紹介および最新デモが披露された。

エヌビディア テクニカルマーケティングマネージャーの澤井理紀氏

「今年1月にリリースした『GeForce RTX 50 シリーズノート PC』は、前世代モデルに比べて電力効率および性能面で飛躍的な進化を遂げている。NVIDIA Blackwellアーキテクチャの搭載によって、前世代モデルの性能を半分の電力で実現するとともに、複雑なAIモデルを2倍の速度で実行することができる。また、最薄14.9mmと軽量・スリム化を図っており、バッテリー駆動時間も40%向上している」と、エヌビディア テクニカルマーケティングマネージャーの澤井理紀氏が「GeForce RTX 50 シリーズノート PC」の特徴について紹介。「NVIDIA Blackwellアーキテクチャでは、第5世代Tensorコアによって最大1800 AI TOPSを実現。また、第4世代RTコアは、高速なレイトレーシングを可能にするMega Geometryに対応している。さらに、AIモデルとグラフィックスを連立させるAI Management Processorや、ニューラルシェーダーのためのBlackwell SM、2倍の電力効率を実現するBlackwell MAX-Qなどの機能を備えている」と、最先端のニューラルレンダリング技術をアピールした。

「そして、ゲームやコンテンツ制作のパフォーマンスを大きく引き上げる技術として、マルチフレーム生成に対応したDLSS 4を搭載している。マルチフレーム生成では、最初のフレームの1/4を従来の方式でレンダリングし、残りの3/4をAIによる超解像度で生成する。さらに、続く最大3フレームをAIが新たに生成することで、表示されるピクセルの15/16、約94%がAIで生成および再構成される。これによって、前世代のDLSS 3.5と比較して、フレームレートは1.7倍に向上した。また、Transformerモデルの導入で画質も大幅に向上した」と、ゲーマーのパフォーマンスを最大限に引き出す性能を備えていると胸を張る。「DLSS 4対応のタイトル数は急速に増加しており、今年3月の時点ですでに100を超えるゲームやアプリが対応している。今後も多くのタイトルが続々と対応予定となっている」と、対応ゲームタイトルも揃ってきているという。「当社のデータによると、現在のGeForce RTX ノートPCのユーザーは、『GeForce RTX 30 シリーズ』またはそれ以前のモデルを使用している割合が70%を占めている。飛躍的に性能が向上した『GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC』の登場を機に、ぜひ最新モデルへの買い替えを検討してほしい」と、次世代のゲーミング体験を多くのゲーマーに届けていきたいと話していた。

Acerの展示ブース

この後、「NVIDIA Gamer Day」の会場で、パートナー企業であるAcer、ASUS、GIGABYTE、サードウェーブ、MSIの各社から発売される「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」の展示紹介および最新デモが公開された。会場には、パートナー各社のブースが設置され、Acerのブースでは、PREDATORブランドからGeForce RTX 5090 Laptop GPU搭載の「Predator Helios 16 AI」とGeForce RTX 5080 Laptop GPU搭載の「Predator Helios 18 AI」を展示。

ASUSの展示ブース

ASUSのブースでは、Republic of Gamersブランドから、GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載した「ROG Zephyrus G16 GU605CX」と「ROG Strix SCAR 18 G835LX」、GeForce RTX 5080 Laptop GPUを搭載した「ROG Strix SCAR 16 G635LW」が展示されていた。

GIGABYTEの展示ブース

GIGABYTEのブースでは、GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載した「AORUS MASTER 16」とGeForce RTX 5080 Laptop GPUを搭載した「AORUS MASTER 18」、およびデスクトップPCの「AORUS GeForce RTX 5090 MASTER ICE 32G」を展示。

サードウェーブの展示ブース

サードウェーブのブースでは、GALLERIAブランドからGeForce RTX 5090 Laptop GPU搭載の「GALLERIA UL9C-R59-8A」と共に、デスクトップPCの新モデルとしてGeForce RTX 5080 GPU搭載の「GALLERIA XA7C-R58」およびGeForce RTX 5070 GPU搭載の「GALLERIA XA7C-R57」が展示された。

MSIの展示ブース

MSIのブースでは、GeForce RTX 5080 Laptop GPU搭載の「MSI Vector 16 HX AI A2XW」、GeForce RTX 5090 Laptop GPU搭載の「MSI Titan 18 HX AI A2XW」に加え、GeForce RTX 5090 GPUを搭載した自作デスクトップPCが披露された。

各ブースの展示マシンでは、スーパーヒーローPvPチームシューティングゲーム「マーベル・ライバルズ」や一人称視点のアドベンチャーゲーム「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」のデモプレイをはじめ、4Kビデオのマルチカム映像編集や3DガイドによるAI画像生成、NVIDIA ChatRTX、NVIDIA Broadcastアプリのデモなどが行われ、来場者が実際に触って「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」の性能を体感できるようになっていた。

GeForce RTXデモセッションに登場した声優の黒木ほの香さん

また、同日に開催されたコンシューマ向けイベント「NVIDIA Gamer Day」では、ブース展示とあわせて、様々なステージセッションを実施。NVIDIAスペシャルプレゼンテーションでは、エヌビディアの澤井氏がノートPCおよびGPUの選び方を徹底解説してくれた。さらに、GeForce RTXデモセッションには、ゲストとして声優の黒木ほの香さんが登場。実際に「GeForce RTX 50 シリーズ ノートPC」を使って、オープンワールドアクションRPG「Cyberpunk 2077」などをプレイし、多くのファンが集まった会場を盛り上げた。この他に、パートナー各社の担当者による出展者トークセッションも行われ、来場者から大きな注目を集めていた。

エヌビディア=https://www.nvidia.com/ja-jp/


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