花王、オーラルケア主力ブランド「ピュオーラ」からハグキと歯の未来リスクケア「PureOra36500」シリーズを発売

花王は、4月1日に、オーラルケア主力ブランド「ピュオーラ」から、新たに「PureOra36500（ピュオーラ サンロクゴマルマル）」シリーズを発売する。先手のケアで未来のリスクに備える「ハグキと歯の未来リスクケア」を新たに提案する。「PureOra36500」シリーズを「ピュオーラ」の中核に据えてブランドの価値向上を図ることで、花王のオーラルケア事業を強化していく考え。

オーラルケア市場は、年々伸長を続けている。しかしながら、伸長を支えているのは、歯周病（歯肉炎・歯周炎の総称）をはじめとする様々な口のトラブルを抱える人が多い60代以上に偏っている。加齢によってトラブルが増え、症状にあわせた付加価値品が選ばれる、いわば“後手ケア”市場になっているといえる。一方、30～40代を見ると、歯周病罹患率（4㎜以上の歯周ポケットを有する者の割合）は約7割なのに対し（厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査から）、歯周病の自覚をもつ人は約3割に止まっており（2021年花王調べ）、症状が出る前からの十分なセルフケアを実践できていないことが浮き彫りになった。歯の喪失の最も大きな原因である歯周病を予防するためには、30～40代から先手でセルフケアを行うことが重要だといえる。

そこで、「ピュオーラ」から、ハグキと歯の未来リスクケア「PureOra36500」シリーズを新発売する。

「PureOra36500 薬用ハグキ高密着クリームハミガキ」は、ねっとり感のあるクリーム処方で、ハグキに薬用成分を届けてじっくり効かせることにこだわったハミガキとなっている。抵抗力（抗炎症作用で汚れや菌からハグキを防御する）を強化するBGA（抗炎症成分β－グリチルレチン酸）がハグキに密着（ピュオーラRc比較）し、ハグキ細胞にじんわり届けることで、ハグキを強くして歯周病を予防する。ハグキマッサージをしやすい使用感にもこだわった。容器は、最後まで軽い力で無駄なく使い切れるポンプ式を採用し、使いやすさを追求した。また、使用後はパックを交換して使える、日本初（Mintel社データベース（GNPD）を用いた花王調べ（2022年7月））のつけかえ式を採用することで、廃棄プラスチック量を38％削減（ホルダー・ポンプは含まない／交換時の内容量あたり削減量（ピュオーラ115gチューブとの比較））。環境にも配慮した。

同時に発売する「PureOra36500 薬用マルチケアペーストハミガキ」も同様に、抵抗力を強化するBGAを配合した。ゲルカプセルの働きで歯周ポケット（歯とハグキのすき間のこと）の奥深くまでBGAをしっかり届け、ハグキを強くして歯周病を予防する。

また、「PureOra36500」シリーズの発売を機に、先手のハグキケアを実践してみたくなるような、様々なコミュニケーションを展開していく。3月15日にオープンしたブランドサイトでは、ハグキマッサージの仕方を紹介する動画や、口の中を模したメタバース空間での啓発コンテンツ「it's a お口 World」を用意する。

さらに3月27日から、生活者同士が情報交換を通してオーラルケア意識を高め合える新デジタルコミュニティ「オーラル MIRAI SQUARE」を開設する。楽しみながら、先手のハグキケアについての理解を深め、セルフケアの充実に繋げる。

［小売価格］設定なし
［発売日］4月1日（土）

花王＝https://www.kao.com/jp/