- Home&Living2022/12/06 20:08
1000例以上の入浴データを集約!あなたにピッタリな入浴法をバスクリンが提案、サイト「カラダととのう入浴ナビ」を公開
バスクリンは、同社が志向するお風呂文化を、消費者の日常生活のなかで継続的に体感してもらうことで、豊かなバスライフ、快適で楽しいバスタイムを提供する「バスライフ事業」を推進している。
その事業の一環として、入浴法提案サイト「カラダととのう入浴ナビ」を公開した。気になる症状、性別、年齢、身長、体重を入力すると、最適な入浴法が表示される。
「カラダととのう入浴ナビ」制作のきっかけについて、同社 製品開発部 フェロー「チームお風呂博士」メンバー 石澤太市氏は、「当社は入浴研究で培った知見からさまざまな症状に対する入浴法と入浴剤を提案している。これまでは分かりやすさを重視し、湯の温度、入浴時間、入浴のタイミングなど、万人向けの情報を提案していた。しかし、私たちの研究において入浴による体温上昇は個人によって異なることは明らかであることがわかった。そこで、個人別に体温上昇に必要な入浴条件を示すことで、より効果を実感してもらう入浴法が提案できると考えた」とコメントしている。
個人の体温上昇は、年齢、性別、体型などによって異なるが、この関係を明らかにするためには体温変化に関する多くのデータが必要になる。また、各症状緩和に必要な体温変化に関する知見も必要とのこと。今回、これまで入浴研究で蓄積した1000例以上のデータを解析し、今回のアルゴリズムを開発した。
30代、155cm、50kgの女性が肩のこりを緩和したい場合に必要な「深部体温を上昇させるための条件」は、同社の知見から、40℃のお湯に17分間肩が隠れるまでつかることといえる。「深部体温が上がる」=「体が芯まで温まっている」ともいえるし、血流量もアップする。また、肩のこりを緩和させるには肩までお湯につかることが重要とのこと。湯温度が高いと短時間で体が温まりますが体への負担が大きく、湯温度が低いと体が温まるまで時間がかかる。「カラダととのう入浴ナビ」では、熱すぎず、時間も長すぎない最適な条件を提案している。ちなみに、比較的体温が上がりやすい属性は「男性」「若い」「BMIが低い」人とのこと。何となく体調の悪さが気になる人、明日のためにコンディションを整えたい人はぜひ試してみてほしいという。