フランスベッド、エシカルライフスタイルに調和する新しい寝具「エココンフォート電動ベッド」を発売

フランスベッドは、エシカルライフスタイルに調和する新しい寝具「エココンフォート電動ベッド」を11月末日から発売する。

「エココンフォート」とはフランスベッドのモノづくりにおける新しい考え方で、開発する製品において使用後のリサイクルを考慮するとともに、使用する素材にサステナブル素材を使用すること。

エココンフォート電動ベッドは、解体・分別が容易なことでリサイクルしやすい構造をもつスプリングマットレスと、アブラヤシの廃材を活用した再生木質ボードを用いたベッドフレームで構成されている。これに、IoT対応の薄型電動リクライニングユニットを組み合わせた。

エココンフォート電動ベッドは、その持続可能な設計とサステナブル素材である再生素材を使用することで、エシカル消費の実現に貢献する。

スプリングマットレスは、全国的に適正な処理が困難とされる適正処理困難物に指定されている。また、スプリングマットレスには、鉄や布などのさまざまな素材が使用されており、解体・分別に時間と労力を要し、リサイクルが困難でもある。

そこで、フランスベッドでは解体・分別がしやすい構造を開発し、同社のスプリングマットレスに導入した。マットレスの解体・分別・リサイクルまでの流れを容易にすることで、一般生活者が環境保全に関する活動に貢献できる仕組みを提供している。今回、容易に解体・分別できる仕様を電動ベッド用マットレスに初採用した。

薄型電動リクライニングユニットは、フランスベッド製の通常のベッドフレームに設置することで、既存のベッドを電動ベッドに変えることができる製品となっている。ベッドフレームを買い替える必要はなく、マットレスと薄型電動リクライニングユニットを買い足すことで、使っているベッドを機能的にアップグレードすることができる。

さらに、IoTコントローラー対応にすることで、専用アプリを使用したスマートフォンでのベッドの操作が可能とのこと。スマートスピーカーと専用アプリを連携することで簡単に音声操作が可能となり、エアコンや照明などさまざまなIoT対応家電を活用した快適な暮らしを演出することができる。

フランスベッドでは長らく、環境への配慮を重視し、持続可能な取り組みを進めてきた。近年、生活者のエシカル消費が高まりを見せる中、製品では電動リクライニングベッドの需要が拡大している。しかし、電動リクライニングベッドは、「電動ベッド＝介護ベッド」のイメージがもたれやすく、高齢者層に需要が偏っている。エココンフォート電動ベッドは、これまでの電動ベッドのイメージを覆し、持続可能性と快適さを結びつける新たな選択肢を提供する。

［小売価格］
RX－HU－Ag－PW プレミアMON：23万6500円
LT－101F PL LG：13万7500円
TRG31N2 IoTコントローラー：15万4000円
（すべて税込）
［発売日］11月末

フランスベッド＝https://www.francebed.co.jp/