- Home&Living2023/11/17 16:39
タニタ、トラッキングライト付きで素早く正確に測定できる「タニタ非接触体温計 BT-550」を発売
健康総合企業のタニタは、額(ひたい)に約1秒かざすだけで体温がはかれる「タニタ非接触体温計 BT−550」を11月17日に発売する。測定位置が分かりやすいトラッキングライトをタニタの非接触体温計で初めて採用し、素早く正確な測定ができるのが特徴。また、30回分の結果を測定日時とともに記録するメモリー機能も搭載した。家電量販店などで販売する。家庭での一般利用をはじめ、公共施設や病院、店舗などでの測定ニーズに対応し、初年度5000個の販売を目指す。
同商品は本体上部に付いている測定センサーを額にかざし、本体中央部にある「測定ボタン」を押すと、トラッキングライトが点灯し、測定を開始する。対象に触れることなく、約1秒で体温を正確に測定できる。額の表面から放射される赤外線を測定し、体温(舌下温度(舌の下で測定した体温で、からだの中心温度に近いとされている))に換算してデジタル表示する。また、測定結果が38℃以上になった場合、音と光で知らせる高温アラート機能も搭載している。さらに、最大30回の結果を自動で保存する。測定日時とともに確認できるため、発熱からの体温の推移を振り返って確認することが可能だ。このほか、医療機器としての体温測定だけでなく、温度測定機能により非接触の温度計としても利用でき、赤ちゃんのミルクなどの温度もはかれる。大きさは幅約43mm、高さ約141mm、奥行き約37mmで、重さは約90g(電池含む)。電源は入手しやすい乾電池(単4形×2本)を採用。電池寿命の目安は測定回数ベースで約4000回を実現した。
タニタは、これまでさまざまな機能を搭載した体温計を販売してきた。今回発売する「タニタ非接触体温計 BT-550」は、落下を未然に防ぐため、付属のシリコーンゴム製のカバーには首からストラップでかけられるようストラップ穴を装備するなど、“使いやすさ”にこだわった。今後も多様化する消費者ニーズに応える商品を投入し、市場の深耕を図っていきたいと考えている。
[小売価格]オープン価格
[発売日]11月17日(金)