- Home&Living2024/06/05 18:52
BEAUTYCLE、生産時における容器のロス削減を目指す「生産ロス ZERO プロジェクト」を始動、第一弾をアートネイチャーと実施
化粧品、トイレタリー容器の水平リサイクルプログラムを実施するBEAUTYCLE(ビューティクル)は、新プロジェクト「生産ロス ZERO プロジェクト」を5月から開始し、プロジェクトの第一弾をアートネイチャーと実施する。
同プロジェクトは、容器生産過程において多くのロスが発生しているという課題に着目、この課題解決に向けて始動し、一般的なリサイクルフローである、消費者からの収集ではなく、化粧品やトイレタリー用品を“生産する”際に発生する容器のロス削減に向けた業界初(同社調べ(調査年月:2024年5月/化粧品、トイレタリー業界の商品生産時における容器のロス削減に向けた取り組みに関して))となる取り組み。
プロジェクト第一弾は、毛髪に関する総合サービスを提供するアートネイチャーの新ヘアケア商品において、この取り組みを実施する。今回のプロジェクト開始を契機に、今後も他企業の協力も仰ぎ、生産時のロスをなくし、環境に配慮した取り組みを推進していく。
これまでBEAUTYCLEが実施してきた水平リサイクルプログラムは、工場内の不具合品や消費者から回収した容器を再利用していたが、一方、世の中に廃棄されている容器の中には、工場で成分が充填される前、消費者が使用する前の状態で廃棄されるボトルも多く存在している。
今回始動する「生産ロス ZERO プロジェクト」は“生産時”におけるロスをゼロにすることを目指したプロジェクト。具体的には、一般回収の容器だけではなく、容器生産過程の歩留り、充填過程での不要在庫など、今まで費用をかけて廃棄していたものも有価で引き取り、BEAUTYCLE佐賀工場で再資源化して容器を再成型する。この循環型プロセスを、化粧品、トイレタリー用品のメーカー各社に対し提案、実施していく。これによって、生産ロスを完全に排除する取り組みを進めていく。
プロジェクトの対象容器の底面には「BEAUTYCLEマーク」を刻印し、同マークが刻印された商品が広まるよう、プロジェクトを推進していく。
同プロジェクトの第一弾は、アートネイチャーが発売する新ヘアケア商品(サロン専売商品)を対象に実施する。アートネイチャーでは、プラスチック削減の取り組みの一環として、多くの企業が独自に対策を進める中、業界全体が一丸となって取り組むことの重要性を感じていたという。そして今回、業界共通のシンボルとして、この取り組みが共通言語になり得るということで賛同し、今回の導入に至った。
まずは、サロン専売商品の3SKUに「生産ロス ZERO プロジェクト」を導入する。各サロンにもこのプロジェクトについてインプットし、今後回収した容器を原料に製造されたボトルには「BEAUTYCLEマーク」を印刷または刻印する予定。今後、同商品に限らず、他の商品にもこのプロジェクトを導入していく予定だという。
具体的には、アートネイチャーが発売するヘアケア商品「ケアファクターシリーズ」に関して、BEAUTYCLEロゴマークを刻印し、プロジェクト第一弾商品として展開する。「ケアファクター薬用 GF シャンプーEX」は、有効成分アラントイン配合の医薬部外品のシャンプー。ふけ、かゆみを防ぎ、毛髪・頭皮をすこやかに保つ。「ケアファクター薬用 FT シャンプーEX」は、有効成分アラントイン配合の医薬部外品のクールタイプシャンプー。ふけ、かゆみを防ぎ、毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。「ケアファクター薬用コンディショナー」は、有効成分アラントイン配合の医薬部外品のコンディショナー。ふけ、かゆみを防ぎ、毛髪の水分・脂肪を補い保つという。
[小売価格]
ケアファクター薬用 GF シャンプーEX:1980円
ケアファクター薬用 FT シャンプーEX:1980円
ケアファクター薬用コンディショナー:2200円
(すべて税込)
[発売中]
BEAUTYCLE=https://tsubakistyle.co.jp/beautycle
生産ロス ZERO プロジェクト=https://beautycle.jp/
アートネイチャー=https://www.artnature.co.jp/