- Home&Living2024/06/17 15:34
伊東屋、オリジナルブランド「ROMEO」No.3ボールペンに伝統工芸との融合による新たなアートコレクションを販売
1904(明治37)年創業の文房具専門店・伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO」(ロメオ)。ブランドを代表するアイコニックなボールペン・ROMEO No.3に、日本の伝統工芸との融合による新たなアートコレクションが登場した。
目を奪われるほど美しい色彩に1本1本異なる表情を持つ金属軸のボールペンは、日常使いできる芸術品とのこと。なめらかな書き味が上質で快適な筆記を叶える、今年限定生産モデルとなっている。
高度な鋳造技術が集積する町・富山県高岡市に、昭和25年より続く歴史を持つ「モメンタムファクトリー・orii」。金属の表面を錆びさせ発色させる伝統技法「着色」をさらに発展させた独自の技法とのコラボレーションによって、日本の「侘(わび)寂(さび)」にも通じる美しい色合いと独特の風合いを纏ったROMEO No.3が誕生した。
細軸ボディの表面の発色や描き出される模様は、すべて職人の手作業により生み出される唯一無二のアートであり、1本として同じものはないという。優美でありながらも凛とした風情で手元を彩る、個性豊かなシリーズとなっている。
「着色」とは塗装ではなく、金属が持つ腐食性を利用し、薬品や炎をコントロールすることによって鮮やかな色彩を発色させる日本の伝統技術とのこと。銅器・漆器などを中心に栄えた高岡の400年のものづくりの歴史の中で、職人たちは現代まで伝統を守り、時に変化させながら多彩な技法を生みだしてきた。一つひとつ丁寧に施された着色によって生まれる美しい色合いと表情の違いを楽しむことができる。
[小売価格]各3万3000円(税込)
[発売日]6月19日(水)