大建工業、基材をラワン合板から独自の環境配慮型床用基材「Eハードベース」に仕様変更し発売

「おもいやりフロアV」(ティーブラウン)施工イメージ

大建工業は、滑りや水濡れに配慮した床材「おもいやりフロアV」、「おもいやりフロアV-VS」、愛犬の足腰にやさしい「ワンラブフロアV」、トイレ専用フロア「ハピアフロア トイレタフ石目柄II」において、基材をラワン合板から同社独自の環境配慮型床用基材「Eハードベース」に仕様変更し、6月21日に発売した。各種用途に応じて付与している抗菌・抗ウイルス機能や滑りに配慮した性能などを維持しながら、環境負荷低減につながる製品を発売し、サステナブルな社会の実現に向けて貢献していく考え。

「Eハードベース」とは、表面の平滑性や耐水性など、床基材に求められる性能を有した特殊なMDF(中密度木質繊維板)に、植林木や適性に管理された森林から出材する木材を使用した合板を張り合わせた、同社独自のフロア用基材とのこと。製材時に出る端材などからつくるMDFと、持続可能な木材からつくる合板で構成しているため、環境にやさしいエコ基材といえる。地球温暖化の抑制や、南洋材の保護・生態系の維持を目的に、ラワン材の伐採・使用が規制される中、同社においても、長年にわたり生産する床材の基材について、ラワン材から「Eハードベース(MDFや国産木材)」等への切り替えを進めてきた。

これまで、主要な床材から順次エコ基材への切り替えを進めてきており、戸建用一般床材においては、その大半がすでに「Eハードベース」基材を使用している。そして今回、さらなる環境対応を図るため、各種用途床材である「おもいやりフロアV」、「おもいやりフロアV-VS」、「ワンラブフロアV」、「ハピアフロア トイレタフ石目柄II」の4製品においても「Eハードベース」へと仕様変更を行った。これによって、今年度カタログ掲載品の床材において、ラワン合板を使用している品目数比率は、昨年度の21%から16%へと低減している。

同社グループでは、2021年に、環境課題への長期的な取り組み姿勢や方針を定めた「DAIKEN 地球環境ビジョン 2050」を策定し、自然環境への負荷低減に向けた取り組みの目標として“ラワン材の使用ゼロ”を掲げている。今後についても、目標達成に向け、機能・性能を有した環境にやさしい床材の開発・販売に取り組んでいく考え。

[小売価格]
おもいやりフロアⅤ:3万9800円/梱、6枚入り(3.3m2)
おもいやりフロアⅤ-VS:4万900円/梱、6枚入り(3.3m2)
ワンラブフロアⅤ:3万9800円/梱、6枚入り(3.3m2)
ハピアフロア トイレタフ石目柄II
 センター:1万8400円/梱、1枚入り(1.09m2)
 ボーダー18・カットボーダー18:9900円/梱、1枚入り(0.54m2)
(すべて税別)
[発売日]6月21日(金)

大建工業=https://www.daiken.jp


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