- Home&Living2023/01/05 20:47
良品計画が無印良品とIDEEの一部商品の価格を1月13日と2月3日に値上げ、月額定額サービスとリサイクル・リユースを本格化
無印良品を展開する良品計画は、無印良品とIDEEの一部商品の価格を、1月13日および2月3日、値上げする。値上げを行う主な商品は、大型家具、プラスチック収納、布団カバー等の布製品、食品等となる。また、2月3日から、中型・大型の商品の配送料についても値上げする。
同社は、「誠実な品質と倫理的な意味を持ち、生活に欠かせない基本商品群、サービス群を、誰もが手に取りやすい価格にすること」を使命の一つとして掲げている。昨年から始まった商品原材料の高騰と急激な円安の中でも、日常を支える商品を、安心して購入できる価格で提供できるよう、パートナー企業の皆様と工夫を重ねてきた。しかしながら加速する原材料の価格高騰と円安の中、コストを吸収することが限界に達し、今回、一部の商品について、値上げを行うことにしたという。値上げを行うのは、無印良品の2023年春夏商品全体のうち、約2割で、残り8割の商品の価格は据え置く。値上げの対象商品での価格改定率は平均約25%となる。
値上げを行うにあたり、物価高騰の中での厳しい日常生活への対応や、地球環境対応を含む、未来に向けた生活や商品の在り方を考え、「家具の月額定額サービスの本格化」「プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材商品への100%移行推進」「価格改定前と同一価格での代替新商品の開発、販売」を行う。
また、これからも、世界の生活の知恵を生かした商品や、残反、残糸など素材を余すところなく活用して作った商品など、日常生活を支える、低価格で品質の良い商品を、開発・提供することに継続して取り組んでいく考え。
[改定日]1月13日(金)から順次