YKK AP、「先進的窓リノベ2024事業」SSグレード取得の住宅用玄関ドアリフォーム商品「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアを発売

YKK APは、住宅用玄関ドアリフォーム商品(カバー工法)において、業界で初めて(7月2日現在。金属製玄関ドア国内メーカーの住宅用玄関ドアのカバー工法における同社調べ)ドア枠にアルミ樹脂複合構造を採用し、「先進的窓リノベ2024事業」の“SSグレード”を取得した「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアを、8月5日から発売する。

新築住宅の玄関ドアは、ここ30年でアルミドアから断熱ドアへ大きく変遷を遂げており、これからリフォーム適齢期を迎える1990年代後半以降に建てられた住宅の玄関ドアは、約半数が断熱ドア(YKK AP新築向け玄関ドア商品出荷実績から)になっている。また今年から、開口部の断熱改修に特化した環境省の補助事業「先進的窓リノベ2024事業(環境省・経済産業省・国土交通省が3省連携で実施している「住宅省エネ2024キャンペーン」のうち、ストック住宅の省エネ化を強力に推進することを目的に、環境省が窓やドアの断熱化リフォームに特化して高い補助額で支援する補助事業)」に、新たにドア交換が対象として追加された。さらにドア交換について、壁をカットして既存の枠を取り除き新しい枠を取り付ける“はつり工法”が一般的だったが、既存の枠に新しい枠を被せる“カバー工法”が66%(YKK AP増改築現場における玄関ドア商品出荷実績(2023年度)から)を占めるようになったことから、“カバー工法”での高断熱仕様のニーズが高まりつつある。

そこで、“カバー工法”で簡単に玄関ドアを交換できる「ドアリモ 玄関ドア」に、断熱性能が業界トップクラスの商品として「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアを発売する。業界で初めてカバー工法の玄関ドア枠にアルミ樹脂複合構造を採用。扉の厚さを70mmとすることで、扉にガラスが組み込まれていない無採光デザインでは熱貫流率0.95W/(m2・K)、さらに、採光付デザインには、ダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入)を採用することによって、熱貫流率1.28W/(m2・K)と、トップクラスの断熱性能を実現した。これによって「先進的窓リノベ2024事業」のカバー工法対象商品が「ドアリモ 玄関ドア D30」の無採光4デザイン(Aグレード)に加え、「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアで、無採光デザインは“SSグレード(最上位グレード)”で6デザイン、採光付デザインは“Sグレード”で14デザインの全20デザインが加わり、高断熱玄関ドアの選択肢の幅が大きく広がる。

YKK APは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、窓はもちろん、玄関ドアも含めた断熱性の高い開口部商品の開発と普及を通してストック住宅の高断熱化・快適性向上を推進していく考え。

カバー工法の枠としては業界で初めてアルミ樹脂複合構造を採用。扉本体を厚さ70mmにし、採光デザインの場合はダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入)を採用することによって、住宅用玄関ドアリフォーム商品(カバー工法)でトップクラスの断熱性能を実現した。無採光デザインは熱貫流率0.95W/(m2・K)と、「先進的窓リノベ2024事業」の“SSグレード(最上位グレード)”、採光付デザインは熱貫流率1.28W/(m2・K)と、“Sグレード”の対象商品となる。

また、従来のカバー工法の課題として、外気温がマイナス 15℃以下になるような寒冷地エリアにおいて、下枠の表面に発生した結露水が凍結し枠と扉が張り付くことで扉が開かなくなる懸念があった。これに対し、下枠には熱遮断構造の形材を採用し新設枠自体が熱橋とならないようにすることで、室内側の結露の発生を抑制し凍結リスクを低減した。

ナチュラル、シック、シンプル、エレガントの4つのデザインテイストに分類される全20デザイン、9カラーの多彩なデザインバリエーションを展開。採光付デザインも14種と充実させ、高い断熱性能を保有しながら、暗くなりがちな玄関に自然の明かりを取り込める。

また、カラーもアルミカラー2色の他に、トレンドに合わせた5種類の木調色と立体的な質感を表現するベイクドストーン、ブライトスタッコ(10月発売予定)の2色、計9カラーを用意。住まいの好み・暮らしに合わせたドアデザインを選ぶことで、住まいの外観イメージを一新することができる。

外額縁は昨年の10月にリニューアルし、既設枠に合わせて上×左たて×右たての幅をそれぞれ自由に組み合わせることが可能になった。今回、既設枠の多くをカバーできる幅80mmに新設枠から見込(奥行き)がスリムな薄見込仕様を新たに設定することでさらに選択肢が増えた。

重量物となる扉の吊り込み作業を安全かつ省力化するため、ピボットヒンジを採用。丁番金具が3ヵ所使用される普及型の玄関ドアと比較し、ピボットヒンジは上下2ヵ所のため吊り込み作業がしやすく、扉を吊り込んだ状態で左右方向、室内外方向、高さ方向の建付調整を行うことも可能となっている。また、丁番金具と比べ高級感がありドアのデザイン性を高める。

[小売価格]83万円
※部材標準販売価格。消費税、現場搬入費、組立施工費等は含まれない
[発売日]8月5日(月)

YKK AP=https://www.ykkap.co.jp


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