タニタ、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をモチーフにしたデジタルクッキングスケールなど6商品を発売

葛飾北斎作「冨嶽三十六景 凱風快晴」をあしらったフジ(左)と同「神奈川沖浪裏」をあしらったナミ(右)

健康総合企業のタニタは、日本が世界に誇る浮世絵師、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をモチーフにしたデジタルクッキングスケール、3D(3軸加速度)センサー搭載歩数計、アナログ温湿度計の6商品を8月7日に発売する。浮世絵をあしらった商品は2020年に発売したヘルスメーターが最初で、これに続く第2弾となる。今回の商品も第1弾と同様に、「冨嶽三十六景」の中でも人気が高い作品「凱風快晴」と「神奈川沖浪裏」を本体デザインに採用した。家電量販店やドラッグストアなどを中心に販売する。海外からの観光客をメインターゲットに、6商品合計で初年度4000台の販売を計画している。

今回の6商品はすべて同社工場で製造している日本製。クッキングスケールの背面にはフック穴が付いており、壁に掛けて収納することもできる。最大3kgまではかることができ、ガラスボウルなど重さのある容器を使った計量にも対応する。歩数計は3Dセンサーを搭載しているため、かばんの中に入れたり、ネックストラップなどで首から下げたりしていても、歩数を正確に計測できる。温湿度計はどこにでも置きやすいコンパクトなサイズで、デザイン性の高いインテリアとしても楽しめる。

葛飾北斎の浮世絵は世界的に人気が高いことで知られている。3月に米クリスティーズで開催されたオークションでは、「冨嶽三十六景」の全作品が5億円を超える高値で落札されるなど海外における日本文化への関心が高まっている。また、訪日外国人数も右肩上がりで伸びている。円安の傾向や新型コロナウイルス感染症による渡航制限が緩和されたことなどを追い風に、訪日外国人数は3月に単月として初めて300万人を突破。さらに、6月までに4ヵ月連続で300万人を超えており、足元でもその勢いは衰えない。タニタは、世界の人々の健康習慣をサポートすることを企業ビジョンとして掲げている。海外で人気の高い浮世絵をきっかけに世界の人々の健康への関心を高めたいと考えており、今回の商品化に至った。

タニタは、趣味・嗜好が健康づくりの契機になると考え、これまでにも人気アーティストやアニメ、プロスポーツチームなどと連携し、コラボ商品を展開してきた。今回もその取り組みの一環で、今後も楽しく健康づくりに取り組める新たな商品やサービスを展開し、世界の人々の健康づくりをサポートしていきたい考え。

[小売価格]オープン価格
[発売日]8月7日(水)

タニタ=https://www.tanita.co.jp


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