コンビ、ベビーカー開発で培ったノウハウをもとに機能やデザインなどの監修を行ったショッピングカート「mysmooi」を販売

「mysmooi」

赤ちゃん用品の製造および販売等を行うコンビは、長年のベビーカー開発で培ったノウハウをもとに機能やデザインなどの監修を行ったショッピングカート「mysmooi(ミスモーイ)」を、9月下旬から、コンビ公式ブランドストアで販売する。

2020年7月に、容器包装リサイクル法でレジ袋の有料化が定められてから、買い物時に“マイバッグ”を持参することが、徐々に私たちの生活に習慣化されてきている。そんなマイバッグの中でも、荷物入れに車輪が付いた「ショッピングカート」は、荷物を持ち上げる頻度を減らし、押す力で軽々と運べるため便利なアイテムといえる。

同社の中心となる赤ちゃん用品事業は、近年、加速する少子化や歴史的円安など、外部環境の変化の影響を受けている。ショッピングカートとベビーカーやペットカートの構造に類似点があることから、これまでに培ってきた同社独自のノウハウを活かせる、新たな市場となるのではないかと考えたとのこと。

「mysmooi」

そのうえで、ショッピングカートに関して調査した結果、実際に使ったことがある人には利便性の良さから満足度が高い製品であるものの、一方で、畳んだときのサイズに対する不満や、使用感における耐久性・操作性への不安、そして特に「(持っていると)高齢者に見える」といったプロダクトデザインへの抵抗感を抱く声が見受けられた(2022年12月 クロス・マーケティングのアンケートモニターへのインターネット定量調査(n=600))。これらの課題は、同社の強みを活かして解決できるものであり、また、親しみのあるプロダクトデザインへと刷新することで、全世代のファミリー層が使いやすいショッピングカートを提案できると考えた。

重い荷物やかさばる物を軽々と運べるショッピングカートは、買い物だけでなく、キャンプやアウトドア、旅行などにも活躍する。今後も、日々の困りごとを少しでも解消できる役立ち製品の提供に努めることで、同社の新たな主力事業として確立することを目指していく考え。

まず車体は、ペットカートで「開閉が簡単だ」と高く評価を得ている技術を応用し、たった1秒で片手開閉ができる構造を採用している。ハンドル部のボタンを押すだけで自動で畳むことができ、同じボタンを押しながらハンドルを引き上げるだけで、簡単にかがまずに開くことができる。畳んだ後も自立し、サイズも奥行28×高さ61cmとコンパクトになるので、玄関での保管や車への積み込みもスッキリ行える。耐荷重は30kgまでで、重い荷物を入れても倒れたり、ハンドルや車輪が破損したりすることがないように規定された「SG基準」にも合格している(同製品のSGマーク制度の適用積載重量は20㎏未満)。

ショッピングバッグは、年齢・性別を問わずどなたでも使いやすいよう、シックな3色とかわいいデザイン2色の計5色展開となっている。車体から取り外せるので、バッグごとそのまま購入品を冷蔵庫へと運べる。バッグ単体でも使用できる。

[小売価格]3万6300円(税込)
[発売日]9月下旬

コンビ=https://www.combi.co.jp


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